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August 2014

August 29, 2014

ロブション「秋の収穫祭」、秋の新作パン

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2014年9月3日~10月31日、ラ ブティック ドゥ ジョエル ロブション、ル パン ドゥ ジョエル ロブション で期間限定で秋の食材を使用したパン26種とお菓子15種が販売されます。

パンの新作は12種類。シェフブーランジェの山口哲也さんのお話を伺いながら試食した栗尽くしのパンで、すっかり気分は秋に。

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「シャティーニュ」(173円)は昨年のチャリティー講習会でも登場したプチパンで、一晩ラム酒でマリネした渋皮栗をまるごとひとつ包んでいます。このフォルムはほんとうに可愛い。

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「ライ麦と栗蜂蜜クロワッサン」(303円)は濃厚な栗の蜂蜜が香りたちます。コーヒーよりお酒に合わせたくなる味。

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「マロンクリームパン」(357円)はヴァローナのチョコレートを使った生地で、自家製のマロンクリームが詰まっています。とても贅沢な菓子パンです。

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ドイツパンのようにレストブロートを使ってしっとりと焼き上げた「抹茶と栗のカンパーニュ」(1本1512円、1/4サイズから有)は、丹波の黒豆や熊本の和栗、アーモンド、隠し味にはホワイトチョコレートが入っている甘いパンです。これは宇治金時のかき氷を食べながら思いつかれたそうで、ホワイトチョコは練乳の気分で。抹茶のお菓子は最近、外国の方にも人気が高いようですね。

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「秋の実りのカンパーニュ」(346円)は小さなサイズのカンパーニュ。表相の艶が加水の多さを物語っています。ヒマワリの種、カボチャの種、ゴマ、アマニ、甘栗入り。山口さんのおすすめはウォッシュチーズに合わせる食べかた。このカボチャの種はめずらしい北海道産で、焙煎した種だけでも味見させていただいたのですが、ほんのりチーズのような香りがします。ワインと合わせたいパンです。

ほかに和栗のプチクグロフやマッシュルームのタルトフランベなど、秋の創作パンが楽しめます。

人気店のシェフ達による震災復興チャリティー講習会(2013.2)


ル パン ドゥ ジョエル・ロブション【渋谷ヒカリエ】(2012.4)

「秋の収穫祭」の詳細はこちら

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August 27, 2014

それぞれのアメリカのsomething good

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8月は京都大丸にオープンしたル・プチメックと、10周年でリニューアルをしたル・シュクレクールを取材しました。

ル・プチメックはずっと、目が離せない面白さで、わたしを魅了し続けています。

ル・シュクレクールは、LA BONNE TABLEがきっかけで取材につながりました。昨年のクリストフ・ヴァスールさんの取材も、さらにはサンフランシスコの個人的な想い出も伏線としてあり、ぜひ今、お話を聞きたいと思ったのでした。

偶然、この二軒には共通することがありました。

今まで、それぞれの想うフレンチスタイルを貫いてきた、ル・プチメックの西山逸成さんと、ル・シュクレクールの岩永歩さんでしたが、時を同じくしてそれぞれの店に、ちょっといい感じのアメリカンテイストを取り込んでいて、それが素敵だった、ということ。

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パリばかりでなくて、いろいろな国にルーツをもつ人々が醸し出す、ある種独特なエネルギーに満ちたアメリカの都市部にも、魅力的な店づくりをされている人はたくさんいます。

洗練されていながらも、温かなrustic atmosphereが感じられる店など、個人的にとても好き、だから思っていました。そういう店のブランドや看板ではなくて、そのなかにあるあの「素敵な感じ」を持ってきてくれる日本人はいないだろうかと。

たぶん国籍の話ではないのです。単にアメリカがいいとか、トレンドとかではなくて。
(とくに”アメリカ”なんてことばは、”パン”といっしょで、経験値によってイメージするものがまるで異なるから)

いろいろな国に由来するいいものが、自由に表現され洗練され、移り変わりながらその歴史の先端を伸ばしていく感じに、わくわくするのかもしれない。日本人の習性かな。わからないけれど。

国籍ではなくて、なにがいいのだといったら、個人のセンスです。
職人技術はプロなのだから当然、そのうえで、商品に使う素材や店の雰囲気は、経営者のセンス如何であると感じます。

それは一時のファッションではなく、時代や空間を超えていくのだと思っています。

伝え方はそれぞれ違うけれど、シンプルでいいアメリカの"something good"を、素敵な2つの取材の中に見ました。

ル・シュクレクール【大阪・吹田】

ル・プチメック 大丸京都店の新スタイル


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August 01, 2014

この夏の記憶に残る一品。

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先日、麻布ウグイスで開催された出版記念のイベントは
茶道の茶事の流れを模したもので、わたしはお茶を点てさせていただいた。
そのかたちは、遊び心から始まったかもしれないけれど、皆が真剣に臨んだ。

点心のひとつにパンを使ったものがあった。
生クリームをホイップしてつくったフレッシュなバターに、生わさびを練り込み、
鴨とともにカリッとドライに焼いた一枚のバゲットにのせたそれは料理人の仕事。
記憶に残る美しいカナッペだった。

わたしはきものが好きで、それを少しでも日常にするために茶道の稽古を始めた。
稽古と仕事がかさなれば、着替えずに行くこともある。

好きなきものとパンには、共通点がある。

その向こうには必ず生産者と真の職人がいて、気が遠くなるような過程を経て
見栄やはったりのきかない手仕事がなされている、ということ。
なんでも早く安く簡単に、が良しとされる時代にあって
真摯にその仕事に向き合う彼らの存在に尊敬と憧れを感じている。

たくさんのひとのおかげで今回、いまここならではのイベントができたことに
深く感謝しています。

イベントの詳細は下記で書いています。

クハガタ茶会


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