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November 2013

November 27, 2013

福岡の高級明太子フランス

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明太子フランスのニュースが福岡から届きました。

ラーメンの名店「一風堂」などを経営する力の源カンパニーのベーカリー「ブレッドジャンクション」で先日、博多の高級明太子ブランド椒房庵(しょぼうあん)と、ブレッドジャンクション内のウイヨー・アンドレさんのブランド、ダム・ド・フランスがコラボした「明太フランス」(1000円)を発表しました。

ダム・ド・フランスといえば2008年にAll Aboutで取材させていただきましたが、(2008年の記事)その数年後に惜しくも閉店、現在はブレッドジャンクション内の1コーナーとなって復活しているそうです。

ウイヨー・アンドレさんはレイモン・カルヴェル先生の助手として1970年に来日、各地でフランスパンの指導にあたった人。福岡のダム・ド・フランスでさまざまなフランスパンを焼いておられました。

現在は「サザエさん一家に愛されるまちのよろずやパン屋さん」というコンセプトのブレッドジャンクション内でそのフランスパンが買えるのだといいます。

ダム・ド・フランスの時代にはさまざまな日本風のパンがフランスパンと一緒に販売されていました。今はさまざまな日本風のパンの店の中にダム・ド・フランスのコーナーがある。ということは、逆にダム・ド・フランスらしさが守られるということかもしれません。そして、おいしいフランスパンにおいしい明太子。やってみたくなってしまうんでしょうね。きっとおいしいに違いない。

椒房庵の釣り子明太子は、はえなわ漁で一匹一匹針で釣り上げた活きのよいスケソウダラの卵からつくられます。無着色なのがいいですね。ピチピチでとろけるよう、というと、白いご飯と一緒に食べたくもなりますが。それはそれとして。

ブレッドジャンクション警固店、西新本店、高宮店、姪浜店で11月22日より販売。
ニュースなパンです。


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November 22, 2013

お昼にパンを

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お昼に松陰神社前のブーランジェリースドウの近くを通りかかるという幸運。

ちゃんとした食事を摂ることをあきらめて、間に合わせのように「お昼はパンでいいや」とはならないパン屋さんでお昼を買う。ワクワクするひとときです。

のせたり包んだりした具のひとつひとつがおいしい、タルティーヌやフォカッチャをお昼にいただくことができました。

スドウさんといえば、食パン。最近はずっと人気で、要予約になってしまったゆえ、急に思い立って行く日(だいたいいつもそう)には入手困難です。
そしてお菓子屋さんもかなわない美しさのヴィエノワズリ。これも日によってはお昼頃には売り切れてしまうよう。相変わらずの賑わいぶり。

そんな中で、そうだった、と思い出したことがあって手にしたバゲットがやはりとてもおいしかったのです。食パンや、菓子パンや、独創的なヴィエノワズリやお総菜パンのみならず、というか、地味だけれどすごい、バゲット。わたしは好きだった。そしてやっぱり好きだ、と思ったのでした。

ブルーチーズとクルミとハチミツを、ハード系ではなくソフトなパンに合わせたパンには新鮮味。新作の米粉入りの玉ねぎのパンはどこか肉まんの味がする不思議。常に常に進化している須藤さんのパン。また訪れる日が今から楽しみです。


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November 18, 2013

四方田犬彦『ひと皿の記憶』より「バゲット」

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いま読んでいる、四方田犬彦『ひと皿の記憶』に「小学校に通っていたころの何が一番の苦痛だったかといえば、給食だった」から始まる「バゲット」の章がある。そうだあのパン(とそれにまったく合わない食べ物)、ひとまわり年が違っても、ひどく共感して読み始めた。

彼はO・ヘンリーのパン屋の娘と画家の出てくる短編を読んで、そうかパンなど食べるものではない、消しゴムに過ぎなかったのだと思うことにする。(話はそれるが、わたしも子供のころにあの話を読んで、でも、そんなふうに思わなかった。ただ、貧しい画家に恋心を持った娘が、こっそり画家の買うパンにバターを塗っておいてあげたのが裏目に出て、それを消しゴムに使おうとして絵を駄目にしてしまった画家に怒られる、悲劇だと思っていた。おかげで、そんな話も思い出した。)

四方田さんの偏見が幕を閉じたのは、母親の焼くクロワッサンだったという。わたしも、そうだったかもしれない。でもわたしの子供時代には、時を同じくして、町にもおいしいパン屋さんができ始めていた。

やがて彼はパリでバゲットに出合う。「痩せて無愛想に見えながらも、どこか禁欲的に食卓の全体を見守ってくれるようなパンだった」と評する。ここまでは、誰でも言いそうなことだけれども、ここからが面白い。

彼は日本のパンにフランスにはない、創意工夫と「おまけ」文化を観る。この穴にカスタードを詰め込めばもっとおいしくなるだろう、とか、いろいろといじくっているうちに、パンそのものが食卓の上で果たす本来の役割を忘れて、お菓子に作りなおしているのではないか、と。

そしてできたお菓子の集合地では、バゲットは歩が悪くなる。ハード系のパンが売れないとか、夕食にパンを食べよ!と10年以上言っているパン屋さんはハッとするかもしれない。

バゲットは食事の際に傍らに控えているパンであり、脇役であるのに、日本のパン屋さんはバゲットにもいろいろな化粧を施したくなる。「おまけ志向、お菓子志向がバゲットの本質を殺してしまうのである」。なるほど。

もちろん昨今では、パリよりもおいしいと評されるバゲットは日本にたくさん存在するし、シンプルでおいしい脇役的パンはたくさんあるけれど。

日本全体のいまの食文化を考えてみたら、日本のパンが「食卓全体を見守ってくれる脇役」にはならずにお菓子や間食として、手軽に食べられるファストフードとして、生きていく道を模索していることは、確かだと思う。

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November 17, 2013

ベストパン★2013投票開始

All Aboutベストパン★2013投票が始まっています。

読者が選ぶベストパン★2013投票開始


ベストパン、と聞くと、ああもうそんな季節ですか、とか
年末を感じる、と言っていただくようになりました。

読者の方に教えていただいて、ぜひとも行って、食べて、お話を伺ってみたくなり、取材の申し込みをしたことも多々あります。行ってみたいのに、まだ行けていないお店もたくさんあります。

今年で11年。おいしいパン屋さんを知る、知り合う、楽しみのために続けています。

今年はどんなおいしいパンと出合いましたか?
いつも食べている、大好きなパンはどんなパンですか?

あなたの好きなパンを、ぜひ、教えてください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

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読者が選ぶベストパン★2013投票開始

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November 02, 2013

Boulangerie NARUI

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久しぶりに、夫が設計施工に携わったお店を取材。

成井宏夫さんはベテランの職人さんで、厨房はいい感じの
活気に満ちていました。お店は早くも地域の方々で賑わって
パンはハード系から菓子パンまでどれも、ベーシックスタンダード
+小さな感動という感じで、なんだか嬉しかったです。

レポートはこちら。

ブーランジュリーナルイ

有限会社東匠のベーカリー店舗等施工例

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