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March 2011

March 31, 2011

Face Bookを始めました

あまりにもいろいろあり過ぎて、2月以前のことが、遠い昔のよう。
3月もようやく終わるので、FaceBookにトライしてみています。
FaceBookユーザーの皆さま、どうぞよろしく。

http://www.facebook.com/mihoko.shimizu

先ほどまで某誌の夏号のコラムを書いていました。
今日が花冷えな気候だからではなく、薄着の夏と冷房を思うと
まじめに身体の冷えを防ぐ対策が必要、と感じますが、今年は
空調はゆるめでしょうか、いや、それどころではないかもしれません。
夏の電力のことは、パン屋さんやお菓子屋さんにとって
大きな心配ごとですね。
本日配信のBread Journal Newsではわたしが実行している
小さな小さな節電のお話も書きました。

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March 28, 2011

日本元気プロジェクト

「僕たちに何かできないだろうか」

Diary110328

デイルズフォード オーガニックのシェフ、掛川哲司さんが
料理人仲間に声をかけ、日本元気プロジェクト実行委員会を
立ち上げました。

「食に携わり、多少料理ができたとしても、自分には人の命を救えない。
壊れた何かを直すことも出来ない。
生きるということにまるで直結していない自分の職業と、目の前にある
食材を見て……気持ちとの矛盾にどう折り合いをつけていいのか……
がしかし。それでも、僕たちはいつまでも憂いでいるわけにはいかないのです」

そこで毎月11日、まずは4月11日から、疎開してこられている方々を
訪問し、炊き出しを始める計画。

ボランティアの経験がないので、行った先に迷惑がかからないよう
東京近郊で探しているものの、東京や埼玉の避難所は現状で食糧は
大丈夫といわれており、行く先を探しているそうです。

炊き出しにいける場所の情報をお持ちの方はぜひ
デイルズフォードオーガニックの福田さんまで
お知らせください。よろしくお願いします。

デイルズフォードオーガニック 福田さん : e-fukuda@kataoka.com

*

震災後、わたしは震災前とほぼ同様の頻度で外食をしていますが
話を伺うと、個人経営のレストランは厳しい状況が続いているようです。

先日もひとり出かけたレストランで、シェフとそんな話をしていました。
食事を心から愉しむゆとりは、まだないけれど、被害が少なかった人たちは
もっと外へ出て、街を明るくしなくては。
そしてみんなが働かなくては。自分のできることを、精一杯。

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March 26, 2011

A.K Labo×ヨイッパリ・ベーカリー

吉祥寺のパティスリー、A.K Laboで
2011年4月1日から5日間、期間、販売数限定で
ヨイッパリ・ベーカリーのパンが販売されます。

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ヨイッパリ・ベーカリーは、
クラフト・エヴィング商會により、
「一日の終わりのおまけのような真夜中のパン屋」
として、『おいしいパンBOOK』に掲載されました。

味については、まだ食べたことがないので、
わたしにはわかりませんが、
パンの名前は、
「さすが」「クルーソー」「ロドリゲス」
「手品師」「最後のひとつ」といった具合に
ただものではありません。
クラフト・エヴィング商會が大好きなわたしは
興味津々、とても気になっています。

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A.K Laboのイベントは、この前日にもうひとつ。

同店が8周年を迎える3月31日に限り、
お客さまに商品のお菓子の値段を決めてもらい、
売上げ金のすべてを日本赤十字の東北関東大震災義援金とされるそうです。

A.K Labo

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March 23, 2011

新しい日常へ

昼間でも煌々とあかるかったビルや地下道の照明が落ち
看板のスポットライトや電光掲示板が消えているのを見ました。

パン屋さんにパンが普通に並んでいるのを見て、ちょっと
ほっとしました。コンビニにもパンがありました。
「パンあります」と貼り紙がしてありました。
「お米あります」「牛乳あります」も見かけました。

交通の混乱やガソリン不足、食料品の欠品や停電による不便、
そして放射能汚染の不安はまだ続くのだとしても
さまざまな混乱から学び、パニックに陥ることから脱して
誰もが日々、できることを始めている、新しい日常の空気に
ほっとしました。

世の不安と個人的な不安と、公私混同して動揺していました。
ジャーナリスト失格でした。
わたしも、新しい日常を始めます。

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今回、スーパーやコンビニのインスタント食品のみならず、
パンがなくなったこと、パン屋さんに人が押しかけたのは
なぜだったのでしょうか。

でも、いつ停電するともわからない状況で工房を稼動させ、
材料をやりくりして、パンを焼こうとがんばっていた職人さんたちはすごい。
そのパンで、胸いっぱいの不安を和らげた人もいたに違いないと
思っています。職人さんのパンには温かいチカラがあるから。

わたしも、自分に与えられた仕事を粛々とこなすことから、
また少しずつ、始めていきます。

小さくても、国の再建の担い手のひとりでありたいと思います。

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March 18, 2011

返信に代えて

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いつも読んでくださっている皆さまに、心から感謝しております。
書き込みくださった方、どうもありがとうございます。
ありがたく、うれしく、そう感じるだけで何もかも大丈夫、
と思えてきます。大丈夫、大丈夫。心の中で繰り返しています。

大きな災害や事件が起こると、そのことばかりを見つめ、
嘆いたり、不安になってしまいがちだけれども、
そんな中でも、希望の光のように宿る新しい命があり、喜びがあり、
同様に、災害と関係ないところでも、儚く消える命があり、
残された者には深い深い悲しみがある、ということに
最近の経験からあらためて、思い至っています。

病気になると、そのことばかり考えてしまうのも、同じかも。
不安から逃げず、だからといって囚われず、精一杯の今を生きていく
ために、支えたり、支えられたりする人がいてくれたら幸せ。

わたしは今日、目の前に差し出されたドクターの温かい右手を
握りました。
もう子供ではないから、お医者さんになりたい、なんて
言わないけれど(いや、夫には言ったかもしれないけれど)
同じようなことを、わたしはいつか誰かにしてあげたいと思う。

この数週間、かつての自分の常識を超えたことをいくつも経験しました。
いいこともそうでないことも、ぜんぶ、運命というか、
今の自分に不可欠なこととして受けとめました。
それができたのは、先に書いたように「この人がいる(いてくれた)」
という大切な存在のおかげです。

そこにはいつも読んでくださっている読者の方も、含まれると思い、
パンとは直接関係ない話ですが、16日のコメントへの返信に代えて、
ここに記しておきたいと思います。

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March 17, 2011

おいしいパンBOOK 食べる楽しみ、作る喜び

3月14日にAERA MOOK『おいしいパンBOOK』が発売になりました。

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この本は、おいしいパンを、さまざまな角度から切って"Enjoy!"と
差し出すことにポイントをおいて構成されていると思います。
買ってそのまま食べるだけでない、パン本来の楽しみを感じたい人に
ぜひ、と思っています。

などと書くのは、この本で「パンの楽しみ」についての
取材と執筆を担当させていただいたからです。

既によく知られたパン屋さんの貴重な時間を拝借し、いったい何を
教わったかと言えば、彼らのBread+something good(パンと何かいいもの)
でありました。
それはこの冬の間、わたしの、灯火のような仕事となってくれました。

パン屋さんを始め、編集の方々、写真家、デザイナー、料理家の方々など
この仕事に関わったすべての方に御礼申し上げます。

震災のさなかに発売日を迎えることとなってしまいましたが、
この本を手にとられた方が、少しでもあかるい気持ちになれますように、
編集部の人たちと共に切に願っています。

シニフィアン・シニフィエの志賀さんに作ってもらった料理は、どれもワインに合うもの。
ツオップのリエさんの料理は、伊原家の食卓そのもの。人気のパン屋さんの普段の
食卓を垣間見るのは楽しい。ブレッド&サーカスは野菜たっぷり、国際色豊か。
このお店の世界地図も見ていただきたいなぁ……と思います。

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おいしいパンBOOK

*

これは、編集の方から聞いた話ですが、この本でスタイリングを担当した
料理家の一人が被災し、避難生活を余儀なくされたそうです。
電気が復旧した時、彼女がしたことは、この仕事で手元にあった小麦粉などの
材料で、パンを焼くことでした。閉店中のパン屋さんに代わり、町の人に配って
元気づけているのです。

小さいけれど確かな幸せ。パンは人を元気にしますね。

何度か書いているけれど、思い出したので、また、書き写します。
MOOKとは関係ないけれど、今の気持ちに大きく関係あります。

「何か召し上がらなくちゃいけませんよ」
とパン屋は言った。
「よかったら、あたしが焼いた温かい
ロールパンを食べて下さい。ちゃんと食べて、
頑張って生きていかなきゃならんのだから。
こんなときには、物を食べることです。
それはささやかなことですが、助けになります」

『ささやかだけれど、役にたつこと』
レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳

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March 16, 2011

暗闇の灯、のようなもの

東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一人でも多くの方がご無事で、日常の生活に戻ることができますように
被災地の一日も早い復旧をお祈りしております。


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京都の友人から安否を気遣うメールをもらった時、東京に住む自分も
心配される側に入っていたということに気づいた。

家が音をたてて揺れ、わたしは犬たちを抱えて避難した。
火の元を確かめ、水を汲んで、懐中電灯や蝋燭を確認し、
倒れたもの、落ちたものを直し、TVをつけた。
近所の人たちと声をかけあい、家族の安否を確かめた。
電話は不通だったけれど、みな無事だった。
でも、遠い親戚の人が被災したことを知った。

今は節電をし、情報に耳をすませ、祈るばかり。
ガスや電気の使用を最小限に、簡単な食事をつくる。
日々、自分の役割を、できる限りのことをしようと思う。

*

これは、とても個人的な話だけれど。

年初に決まっていた手術のため、先日、入院をした。
心もからだも、いつも、たくさんの人に助けられてきた。
ドクターであれ、家族や友人であれ、師匠であれ、
二度と再び会えない人であれ、この人がいる(いてくれた)
と思うだけで、暗闇にあかりが灯るような気持ちになった。
そうするともう、わたしはどんなことも大丈夫に思えてくる。

そんな時の、震災だった。
人は人に助けられるようにして、生きていられると思う。

わたしは、自分の役割において、どんなあかりを灯す人になれるだろうか。

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March 07, 2011

パンケーキの勘

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しばらく失っていたパンケーキの勘を
最近また取り戻しつつある。
ほとんど目分量で計量し、2つのフライパンを使って
焼く、日曜日のパンケーキ。

この勘については、誰かに教えたいと思ってもたぶん、
うまく説明できない。20年焼いている勘。
たかがパンケーキ、されどパンケーキ。

ここのところ、スライスしたバナナを生地に封じ込めて
パフっとナイフを入れた生地の中で、ねっとりと香る
熱いバナナの食感を楽しんでいる。
そして黒糖ショウガパウダーをシナモン代わりに。
ディンケル小麦を使うようになってから、砂糖分を
何かしら入れている。

香りと味の点で気に入っていた国産のディンケル全粒粉は、
冷凍してあって少しずつ、国産の薄力粉にブレンドして
使っていたのだけれど、この日曜でついに尽きてしまった。
昨年不作だったから、しばらく手に入らない。

けれど、今年の収穫を楽しみに待つ、というのも
いいことだと思う。

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March 06, 2011

ブレッド&カンパニー

数年前、青山に短期間存在した「ブレッド&カンパニー」が、
復活?!と思いきや、パンを仲間と楽しむコンセプトは
そのままに、アンデルセンの新業態、「バール」として
JR博多駅アミュプラザ博多内に3月3日、新しくオープンしました。

電車を待ちながら、パンと料理やお酒を楽しんだり
待ち合わせにも良いかも。
内装は工業デザイナーの水戸岡鋭冶さん。
店内にはミニチュアの機関車が走っているそうです。

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ブレッド&カンパニー

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March 02, 2011

ドミニク・サブロン*プレス交流会

Diary110301

赤坂サカス、ヴィエイユ・ヴィーニュにて
ドミニク・サブロン プレス交流会に出席。

サブロンさんの着ているコックコートは
先ごろ受賞したPudloの記念のもの。
Pudloはミシュランやゴーミヨのような本だけれど
レストランばかりでなく、パン屋さんとか
お肉屋さんとかも入っているんだそう。

ドミニク・サブロン新情報はあらためて書きます。

Diary1103012

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