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January 2011

January 30, 2011

GINGER DAYS

昨年くらいからあちこちで、ちょっとファンシーな瓶に入った
ジンジャーシロップを見かけます。
かつては「おばあちゃんっぽい」のみものであった生姜湯も
ドレスアップしてマーケットを拡大しているよう。
今年は特に寒いから、誰でも温まりたいのでしょう。

おばあちゃんっぽくても結構、と思うわたしは
近江のショウガを職人さん手作りの銅のおろし金で
せっせとすりおろしては、うっかり手を切って泣きます。
手を切るのは、おばあちゃんぽくない。
修業が足りない証拠です。

ショウガは大好きなのでたまに「新しもの」を
味わってみることもあります。甘くないジンジャーティーとか。

最近気に入っているのは「黒糖しょうがパウダー」。
沖縄のサトウキビから採れた原料を直火釜で煮詰め
国産ショウガをブレンドしたものです。

国産のディンケル小麦でつくるパンケーキにも
バタートースト(厚切り薄切りとわず)にも合います。

ジンジャー入りのメープルシロップほどの洗練はありませんが
凍える日々のほっとする甘味です。

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January 29, 2011

熱々で食べるパン

熱々で食べるとおいしいパンは
フラットなナンとピッツァ、
そして湯気がうれしい中華饅頭とカレーパン。

窯から出てきたばかりの食パンを二つに割って
湯気を見せるパフォーマンスは、今焼けたばかりという
映像効果のためだけなのだろうな。

たぶん、パン職人さん自らそれをすることはないはずだから
TVでパンの特集があるといつも不思議に思ってしまう。

番組制作の人は、炊きたてのご飯がとても好きなんだと思う。

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January 20, 2011

ポテ、あるいは塩豚のスープ

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塩漬けにした豚肉でスープをとって、ごろごろと大きく切った野菜と一緒にいただく
洋風おでん、のようなポテ。塩豚はサンドイッチにも使えるし、つくっておけば便利。
寒い日にハフハフと食べたいですね。

ツオップのりえさんに、パンと愉しむ簡単でおいしい料理を教わってきました。
愛する家族に食べてもらおう、というところから始まった料理。
だから本当に芯からほかほか温まる、力になる、長年作り続けられてきた味がする。

料理はあまり得意ではないけれど、料理と愉しむパンが好きな人に、
忙しい人に、心もからだも温めたい人に、お楽しみ企画進行中です。

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January 16, 2011

クリスマスマーケットのある風景

パン文化研究者の舟田詠子さんから講演会のお知らせをいただきました。
テーマはクリスマスマーケット。

「ニュルンベルク、ケルン、ウィーン、ザルツブルク、インスブルッ
ク、ミュンヘン。
お菓子、パン、レープクーヘン、ローソク、そして街角の立ち食い
風景。きらきら輝いたヨーロッパの冬の町、雪の夜がお楽しみ!」

先生が何年も撮りためてこられたクリスマスマーケット所縁の町の
お話をたっぷり楽しめそうですよ。

時: 1月27日(木)19-21時
場所:新宿西口駅3分、ハロー会議室(小田急ハルク並び三葉ビル6F)
会費:3000円
お申し込み・お問合せ:舟田詠子さん pan8@mac.com

舟田詠子のパンの世界へ

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January 14, 2011

Le Pain Quotidienのテーブルで

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これがなくてはLe Pain Quotidienではないほど大事なもの、
先日書いたのは、communal table(コミューナルテーブル)なる
相席テーブルに置かれている、卓上セットのことでした。
チョコレートスプレッドやジャムを、パンに好きなようにつけられる。

Bread+something goodをテーマに活動するわたしが個人的に思う
「パン」というものは、基本的にお菓子や惣菜は含まず、
食事の、ごくシンプルな食材のひとつのことを指します。
だから最初から内包されている甘さ、よりも
自分でプラスする後付けが、好きなのだと思います。

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これぞ、パン、というもの。

Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)【芝公園】記事をUPしました。

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January 12, 2011

ブレッド&サーカスの椅子

ブレッド&サーカス。
なぜか懐かしく、居心地のいい場所。
パンの並んだ棚の前の古い椅子に
何時間もしずかに腰かけていたい。

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昨年末、4年連続グランプリを受賞したブレッド&サーカスへ。
(遅ればせながら、そろそろAll Aboutのベストパンにも
「殿堂」が必要な時期が来ているかもしれないと考えていたりしますが)
今回はランキングとは関係のない企画の取材のために出かけました。

今、食事パンという大きな流れとしてはあっても、
このブレッド&サーカス現象はブームでもなんでもない、と
わたしは考えています。
世の人々はブレッド&サーカス、おいしいものとたのしいことを
常に求めているのです。

同行の編集者が見慣れぬパンたちを前に一言。
「世界中を旅するからサーカスなのかと思いました」

そういえば、気分は世界旅行、でありました。
お土産はずっしり、もうわたしの頭の中の取材用トランクは一杯で
空港の人にHEAVYのシールを貼られてしまいそう、だのに身も心も
どこまでも軽やかで。

わたしも、長いこと楽しんでいただけるものを、作りたいと思います。

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January 08, 2011

Le Pain Quotidien=日々の糧

昨年末の内覧会後、今年5日にグランドオープンして間もない
Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)へ。

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午前7時の東京タワー。
Early Birdなれど、家を出たのは5時台で人通りも少なく、オレンジの街灯が寂しく
地下鉄から出るまで真夜中の気配が漂っていました。
耳たぶはキーンとなって鼻も赤くなる寒さに思わず涙……だからか、
クラクションの音や湯気こそないけれどニューヨークにいるみたいな気持ちに。

さて、Le Pain Quotidien。
内覧会はパーティのようだったのと、「これがなくてはLe Pain Quotidienではない」
というほど大事なものがひとつ、まだ届いていなかったので、あらためて取材のために
出直したのでした。それが何かはまた今度書くとして。

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Le Pain Quotidienは日々の糧のこと。
この10年、取材をしながらいつも疑問に思ったり考えていたけれど、
わたしは今年もますます日々の糧としてのパンを見つめ、書いていって良いのだ
という自信のようなものが湧いてきました。

日々のことだから、それは人生そのもの。もっと真剣に考えなくてはね。

新聞やいくつかの雑誌でも、食事としてのパンについて理解する記者や編集者が
少しずつ増えてきている気がするのはうれしいことです。
Le Pain Quotidienに限らず、食事としての本物のパンを焼いてくださる職人さんに
感謝しています。

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シンプルなフレンチトーストの意外なおいしさに感動。
見た目が特別変わっていなくていいのです。
ベースが本物ならば、なにも装わなくて、素のままで、との思いをあらたに。

Le Pain Quotidienは、タルティーヌも、わたしが大好きなメスクラン(サラダ)も、
スープも、すごくシンプルな味付けで、ベースの味が生かされて(そのまま。
何もごまかす必要はないのですから)。
そのために作り手である農家の方も職人さんも、真摯にものづくりに
取り組まれていることがわかります。

どうかこういうことが、ブームでもファッションでもなく
この日本で理解をもって多くの人に受け入れられて広がっていきますように。

街が動き出す頃、仕事を終えての帰りがけ、
店先にファーマーズマーケットが出ていました。

そこでもまた試食などしながらしばし時を過ごし、わたしは
七草を買って、昨晩は七草粥で温まりました。
お米も、日々の糧ですね。


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January 05, 2011

Brand-new Bakery,NY×Yokohama Style

BLUFF BAKERY(ブラフベーカリー)の記事をAll Aboutで公開しました。

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NYスタイルのベーカリー。
ベーグルだけでない、おいしいパンに出合えます。
ハーブやスパイス使いはあくまでマイルドに、
洗練されたアメリカのテイストを楽しめます。

何より一番のNYっぽさは、栄徳さんの愛国心ならぬ愛街心に
あるのかも……とわたしは思っています。


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BLUFF BAKERY【横浜・元町】

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January 02, 2011

Robiola Bosina

2011年が、皆さまにとってすばらしい年となりますように。

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今年最初のパンはプチメックのセレアルと
焼きたてでまだ熱く、手を温めてくれた
バゲットリュスティック。

もっちりとした食感同士はどうかと、合わせてみた
Robiola Bosinaは、牛乳と羊乳のミックスチーズで
あっさりしていて、パンよりもクラッカーや軽い赤ワインと合った。
パンのためには、おいしいオリーブオイルを開けた。

*

母がいない初めてのお正月。
何もかも、少しずつ変わって、少しずつ新しくなっていく。

新年に行く場所は、いつもとあまり変わらない。
無事、という言葉が心に満ちる。

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