« April 2010 | Main | June 2010 »

May 2010

May 30, 2010

森のおくりもの、みかんパン

Diary100530

伊豆の石窯パン工房、森のおくりものから
届いたばかりの夏みかんのパンと、
ニューサマーオレンジのパンを朝食に。
厚切りにして、バターをのせて。

パンにマーマレード、もいいけれど
パンの中にオレンジピールが入っているのもいい。
ともに発酵や焼成の過程を経ることで、パン生地と
オレンジピールがとけあってひとつになった味や香りも
とてもいいものだ。

両方楽しめる、この国のパン食文化に感謝する。

そして、豊かな森のおくりものをパンのかたちにする
増田光男さんにも、感謝。

石窯パン工房 森のおくりもの

| | Comments (0)

May 29, 2010

スモークサーモンとパパイヤのタルタル仕立て

Diary100529

レストランでの食事で、前菜が運ばれてくる瞬間が好きだ。
前菜は、その後に続く料理を期待させてくれる。

スモークサーモンとパパイヤの美しい前菜。
いつかこういうものを自分でも作ってみよう。
薄くスライスしてトーストした、全粒粉のパンにのせてみたい。

| | Comments (0)

May 28, 2010

CRYSTAL ORANGE、イギリス気分の朝食

Diary100528

先日、週刊文春でおすすめのジャムを紹介するページに
選者の一人として関わりました。

何やらこだわりのジャムがいろいろ……
なかでも福田里香さんのおすすめは、わたしにとって
どれもこれも魅惑的に思えました。
機会があれば、試してみたいと思います。

さて、そこには掲載されなかったけれども、
慣れ親しんでいるデイリーな味は、Tiptreeのマーマレードです。
ここからは何種類もマーマレードが出ていますが、
”CRYSTAL ORANGE”のゼリー感が気に入っています。

合わせるなら、イングリッシュブレッドやイングリッシュマフィン。
それに紅茶。

イギリス気分ですもの。

Diary1005282


| | Comments (0)

May 27, 2010

モンディアル・デュ・パン続きとパン屋さんスタッフ募集

五重塔の後ろに風神雷神図屏風、太陽の塔に相撲の力士……
その不思議な光景は、昨日の最終選考会の後半、一気に出現しました。

今書いている記事に載せられなかった写真を、せっかくなので
ここでご紹介しよう、と思います。

芸術的な飾りパン部門で、思わず見入ってしまったのは
箱根ベーカリーの市川美夏子さんの作品でした。

Diary100527
俵屋宗達の風神雷神図をパンで。

彼女は予選の時も、日本のお正月をテーマに、凝った作品を
作っていました。


*


ブーランジェリー スドウの須藤さんから
製造販売スタッフ募集のお知らせをいただきました。

募集職種:パンと洋菓子の製造と販売(社員)
研修期間有り
条件:明るく元気でやる気のある方。やる気があれば初心者も歓迎
    パティシエでこれからパンも学びたい方大歓迎
    世田谷線松陰神社前に自転車で通勤できる20~30歳の方(要相談)

希望の方はブーランジェリー スドウの須藤さんまでご連絡を。
電話:03-5426-0175

| | Comments (0)

May 26, 2010

決定!第3回モンディアル・デュ・パン日本代表速報

来年リヨンで開催される第3回モンディアル・デュ・パンに向けた
国内代表最終選考会が、日本菓子専門学校で行われました。

出場が決定したのは、ブーランジュリ パリゴ(大阪)の安倍竜三さん。

おめでとうございます!

Diary100526
安倍さんには小さいけれど強力な応援団がついていましたよ。

いま、詳細記事をまとめています。

予選や過去のモンディアル・デュ・パンについては、こちらをご覧ください。

モンディアル・デュ・パン日本代表選考会

| | Comments (0)

May 25, 2010

ブロートハイム明石さんに学ぶドイツパンの魅力

「手粉は毎日、仕事が終わったら、ふるいにかける。
空気を抱きこんで、かるくなる。
仕事って結局、そんなところなんだよね。
毎日、気持ちいい仕事するための、準備」

Diary1005251

クラブ・ド・サントノーレでとったアンケートで
講師になってほしい人ナンバーワンの人気だった人が
今回、講師を務められた。

ベッカライ・ブロートハイムの明石克彦さん。

明石さんの言葉は、彼のつくるパンと同じで
温かく、心の奥まで響く。

パンを成形するときの姿勢が美しい、と、いつも思う。

「こんないい仕事って、そんなにないんじゃないかな」
そう言って、明石さんは微笑んだ。

ドイツパンの楽しみかたについて、これからまとめます。

Diary1005252


| | Comments (0)

May 22, 2010

びっくりする日々のマフィン

びっくりした

と言うと夫は

またびっくりしたの?

と呆れる。

こんなに長生きしていても、
毎日びっくりしていたら、新鮮でいい、と思う。

ここのところ時間が飛ぶように過ぎる。
そのことにもおどろく。

びっくりすることが多い日々は角のない、
まるいパンを食べてまるい気持ちになりたい。

だから最近はイングリッシュマフィンばかり
食べている。

Diary100521

好きなマフィンは3つあって、
一つはまだ食べたことがないけれど
好きに違いないと思っている。

どれもこれも、好きな職人さんの焼くもので
取寄せないとならないのでなかなか手に入らない。

贅沢は言わないで、普通のマフィンを食べている。
それも、まあまあおいしい。

職人のパンは、いつも幸せなおどろきに満ちているが、
日々のパンは、びっくりするほどのことがなくても
いいのだろう。

コーヒーで一息いれながら、もうひとつ
懐かしいマフィンのことを思い出した。

最愛のマフィンは犬だった。
イングリッシュではなくてアメリカンマフィンを
逆さにしたみたいなかたちの顔をして、
ふわふわの髭はまっしろだった。

muffinに教えてもらったこと

| | Comments (1)

May 19, 2010

突然、帰り道が楽しくなる

突然、帰り道が楽しくなったり
明日の朝がとても楽しみになる。
パン屋さんは、そういうものでなくてはね。

記事をUPしました。

TOTSZEN BAKER’S KITCHEN

Diary100519

それにしても、TOTSZENとは。
心惹かれる店名です。

何年か前に、このブログで、
パン屋さんの名前辞典を作りたい、と書いた気がします。
店主のセンスが表れる店名、そこにある物語に惹かれます。
でも、職人さんの名前そのままのシンプルな店名も、格好いい。

わたしは時々、架空のパン屋さんの名前を考えます。
最近思いついたのは”Fabulous Baker Boys”。
それは昔の、素敵な映画のタイトルでした。

| | Comments (0)

May 18, 2010

うれしかった、セミドライトマト

as Leaf五反田店の店長から、ミーティングで
うれしいことをお聞きしました。

2日に1度、50パックものプチトマトを
セミドライトマトにするのだそうです。
壮観ですから見に来てください、と店長。

セミドライトマトは、アドバイザーとしてas Leafに
関わった一番最初のメニュー提案の中の一品です。

パンの厨房で大量のプチトマトを切って、オーブンを
あけてもらって、そこに並べて乾かすのは、大変なこと。
でも一度そのおいしさを知ってしまったら、あとは
やらざるを得ないのです。

今、サンドイッチやお惣菜パンの中でも、セミドライトマト
を使ったものが、最初に売り切れてしまうのだそうです。

手間をかけたものの価値、そのおいしさは、
ゆっくりであっても伝わっていくものかもしれません。

今as Leafでは、生地を愉しむパンを試作中。
もちろん、セミドライトマト入りのパンもね。

Diary100518

チームの皆さん、アリガトウ!

セミドライトマトをつくろう

| | Comments (0)

May 17, 2010

はちみつの色、パンの色

Diary100516


朝食のテーブルにこれだけはちみつが並ぶこともめずらしい
けれど、楽しさを知ってしまった今だから。

ラベイユの本店に瓶を持っていくと、量り売りのはちみつを
買うことができる、というのは昔から知っていたけれど
ようやく実行することができました。かなりお得です。

持っていった瓶にも、ラベルを貼ってくれます。
TOURNESOL、GIRASOLEとラベルが2つあるのは
TOURNESOLの空瓶に、量り売りでGIRASOLEを入れてもらったのです。

これはどちらもひまわりのこと。
前者がフランス産で、後者がイタリア産。
どちらもひまわりの花を思わせる濃い黄色のはちみつです。

はちみつは、透明や白、色の薄いものは白いパンに、
黒蜜の色合いのものは黒パンに、というのが基本のあわせかた
ですが、それは肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワインという
目安と同じようなもの。

それ以外にもいろいろな組合せがあって奥が深いのです。
そのことはまた詳しく書くとして……

今、はちみつの世界にとっぷりと浸かっています。

| | Comments (0)

May 16, 2010

ダンディゾン,BE20

Diary1005162

いい匂いのする階段を降りていくと、大きなドアがあって
そこがダンディゾンです。

ここ二日ほど、吉祥寺は何があったのか、お祭りの賑わい。
ダンディゾンも大賑わいでした。

ここは、毎日食べるパンをコンセプトにしたお店かもしれないけれど
わたしは結構、お土産のパンを買うときとか、遠くから来た友達を
連れて行く店として利用しています。

自家用に買うのはきまってBE20、という食パンです。
ちょっと焼いて、そのまま、何もつけずにいただく
そのあいだ中、ほっとする、おいしい匂いに包まれます。

| | Comments (0)

May 15, 2010

restaurant NARUKAMI

Diary100514

取材でお世話になっているK氏の誘いで、昨晩は西麻布のrestaurant NARUKAMIへ。
サーヴされる一皿一皿に、今ごろの時季の爽やかな緑を想い、感嘆……!

前菜からの料理それぞれに、クレソン、たらの芽、ズッキーニ、イタリアンパセリ、
大葉などの緑が美しい。その季節の表しように感じ入る。

料理と会話は絶妙なバランスでその時間を満たしていき、
気がつけば日付が変わっていた。

K氏は人を楽しませることを仕事のメインテーマとしている。
そのためにはどんな労力も厭わない。
「パン屋さんは、人を喜ばす最高に楽しい仕事」だという。

自分が関わったことで、誰かひとりでも、何か一瞬でも楽しくなるのなら、
それはまたエネルギーとして返ってくるに違いない。

なんてことを考えながら、ペンもカメラもレコーダーも持たずに
料理とワインとパンと会話を愉しんだ夜でした。

Diary1005141

Diary1005142

restaurant NARUKAMI

| | Comments (0)

May 14, 2010

ロブションのガトーバスク

ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブション各店で
フランスの4つの地方にスポットを当て、その地方の
食材や地方料理をもとに作ったパンやケーキを提供する企画
ツール ド フランスが始まりました。
第一回目(5月12日~6月30日)はバスク地方。

Diary1005122

先日雑誌の取材で試食させていただいたガトーバスクは
伝統的なお菓子の素朴さの中に、洗練を感じるお菓子でした。

艶のある外側の生地はザックリ、ほろほろと崩れ、
中は生菓子のようにしっとり。
スリーズ ノワール(ブラックチェリー)にはフレッシュ感が
残り、味も食感も濃厚過ぎずに軽やかです。

Diary100512

パンは、バスク地方の郷土料理、パプリカを煮込んだピペラードと
レストランでローストした国産の酵素豚とイベリコ豚のチョリソの
カスクルートだそうです。

ツール ド フランスはこの後、プロヴァンス、
ノルマンディー・ブルターニュ、アルザスと続きます。

| | Comments (0)

May 13, 2010

カリフォルニアレーズン消費者審査員公募

レーズンパン好きの方にお楽しみニュースです。

カリフォルニア・レーズン協会は、6月に開催するベーカリーコンテストの
消費者代表の審査員を募集しています。

募集人数はなんと10名。
よりたくさんの方に審査員になるチャンスがあるそうです。

詳細、お申し込みは協会ホームページをどうぞ。
レーズンパンが大好きな “消費者代表審査員”10名を募集

関連記事:カリフォルニア・レーズンコンテスト2009

*
昨日ブログに書いた西川正見さんのフランスパンディナー
詳細記事を公開しました。

西川正見さんのフランスパンディナー

| | Comments (0)

May 12, 2010

西川正見さんのフランスパンディナー@Ao

Diary1005111

3月にパリで初開催されたマスター・ド・ラ・ブーランジュリー
(MASTERS DE LA BOULANGERIE)で総合得点3位の成績を修められた
ドンクの西川正見さん自らがパンを披露してくださるイベント、
「西川正見のフランスパンディナー」に行ってきました。

ドンク=正統派の職人というイメージがあります。
お話を伺って、それを再認識しました。

大きなことを達成した職人さんの表情は、静かな自信に満ちてやさしく、
なんともさわやかでした。

と、書いているうちに、長くなってしまったので
パンのことなど、改めて書きたいと思います。


*


料理専門誌の方々とあれこれ話した「パンと水の関係性」の話が
キンコンと心に響き、今、わたしの好奇心のアンテナを振動させています。

| | Comments (0)

May 09, 2010

イチゴとバナナのパンケーキ

Diary100509

流行のカフェのパンケーキよりも
遠い日の旅先のパンケーキよりも
きちんとセッティングされたホテルの
ルームサーヴィスのパンケーキよりも
もしかしたら家で、それらを想いながら
つくるパンケーキが一番好きかもしれない。

パンケーキやフレンチトーストは
イチゴやバナナをたっぷりにして。

イチゴのフレンチトースト(写真)

| | Comments (0)

May 08, 2010

なんでもない日、バンザイ♪

昨日、食材の買い物をして帰ってくると
夫がパイを焼いていた。

冷蔵庫にあった小松菜、カボチャ、そら豆などを
ぎっしり詰めたパイ……というかキッシュ。
なんでもない日に、思いがけず。

なんでもない日、バンザイ♪

なぜかディズニーの「不思議の国のアリス」の
お茶会の歌が思い浮かぶ。

今日のお昼は、冷凍庫の片隅で忘れられかけていた
パンのかけらを温めて盛り合わせ、スープボウルに
熱々のカレーをいれて添えた。
カレーをディップして食べる。

変わっているかもしれないけれど、結構おいしい。
わたしはたいてい、野菜がたっぷり摂れると安心する。

午後、仕事の山に埋もれる。

目を上げると、外はとてもいいお天気。
緑がドキドキするほどきれいなので、シャッターを切る。

皆どこか行ってしまって静かだった。犬達すらも。
テーブルの下に、おもちゃの食パンがころがっているのが
映っていた。

Diary100508


| | Comments (0)

May 07, 2010

パンとそれを取り巻く仕事

Diary1005072

はちみつはパンの、仲のいい友達。

はちみつ専門店ラベイユの白仁田さんに
『わたしの素敵なパン時間』インタビュー。
はちみつとパンの、プライベートな話を
たくさんお聞きした。

イメージ写真を撮る時、先日の
「普通のクロワッサン」と再会した。
おいしいパンたちは、見た目も美しいが
何より香りが違う。
部屋の空気をふわりと変える。

わたし自身も、このごろでは
はちみつとクロワッサンを合わせて愉しむ。

ラベイユの店の前には蜜源植物が植えられている。
写真は、咲いたばかりのニセアカシア。

アカシアのはちみつ、と呼ばれるものは
このニセアカシアのはちみつなのだそう。
まるい葉がかわいい。

Diary100507

ラベイユの後、出版社へ、雑誌のパン特集のインタビュー。
今度はインタビュイー(受けるほう)。

わたしの仕事は、インタビューをすることと、受けることと、両方ある。
インタビューして書くのが好きだけれど、依頼があれば
今日のようにインタビューを受ける側になることもある。

今日までわたしが取材で得てきたsomething goodが
誰かの何かいいことのきっかけとなるならば。

会議室で、ライターとカメラマンと三人で話をする。
カメラマンはパンが好きなので、自然と仕事も
パン関係の写真を撮ることが多いという。

いいパンをたくさん見てきてご存知だし、撮影のため
職人さんの話を聞く場に立ち会うことも多いのだろう。
一方でライターは、膨大な情報を前にひるむことなく
面白そうに聞き入っては、ノートを埋めていた。

昨晩遅くまで、この仕事ができるかどうかわからなかった。
でも、それぞれがギリギリのところであっても
スタンバイしていたから今日があったのだと思う。

今日はパンを取り巻く、さまざまなひとに会った日だった。
みんな、それぞれ、相当に大変だと思うけれど
疲れ知らずの笑顔でがんばっているのが、素敵だった。

良い仕事となりますように。
お疲れさまでした。

最近よく、心の中で唱えているのは
以前、Today's Favoriteに記録した
オノ・ヨーコさんの言葉。

心躍ることを毎日ひとつ行おう
気が滅入って心躍らない日は
他の人の心を躍らせることを考えよう。
毎日続けると世界が変わる。

| | Comments (1)

May 05, 2010

普通のクロワッサンに笑う

プチメックへ行って、何気なく読んだプライスカードに
笑ってしまった。

京都ではすごくおいしいと思っていたけれど
東京にはすごくおいしいクロワッサンが多いから
普通のクロワッサン。

みたいな説明が(これはわたしの記憶で、正確ではないですが)
西山さんの直筆(なのだそうです)で細かく書いてあったから。

おもしろがるお客さんは多いという。
いつも笑顔がチャーミングなスタッフの方と、そんな話をしながら、
おもしろいですね!とまた笑いあって、いつものパンを買う。
新宿の真ん中で、そんなふうにあったかく買い物できるのは
ちょっとうれしい。

ちなみに、わたしの感じでは、
「普通」ではなくて「普通よりおいしい」クロワッサンです。

Diary100505

ル・プチメック東京

| | Comments (0)

May 02, 2010

おいしいね、おいしいね

Diary100502

実家に帰るとき、皆の喜ぶお弁当を買っていった。
お弁当のおいしさの理由で書いたもの。

夜は、久しぶりに母とキッチンに立った。
慣れない鍋と、いつもの三倍量の料理。

どんなに大変なときでも、母は昆布と鰹で出汁をとって
味噌汁やおひたしをつくる。これがいつもすばらしい。
最近はわたしも、それにならう。味はまだ、かなわないけれど。

妹を見ているとまた、母が子につくる料理はすばらしい
と実感する。

おいしいね、おいしいね、といって、皆でおいしいものを
食べられる幸せに、感謝する。

Diary1005022
これはお土産のケーキ。彼は今はまだイチゴしか食べられない

| | Comments (1)

« April 2010 | Main | June 2010 »