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August 2008

August 31, 2008

社交の日。展覧会三昧。

土曜日、牛場靖彦さんのリスクマネジメントサロンに出席。
セミナーと異業種間交流の食事の会、3ヵ月に一度の勉強の場です。

こういう場ではハジメマシテと自己紹介することが多いのですが、最近ではAll Aboutを利用される方が増えたようで、とてもありがたく感じます。
それは想像もつかないほど、さまざまなかたに読んでいただいているということ。
このブログも先日からココセレブに参加し、さらに多くの方に読んでいただけるようになりました。

パンのことは今後もニュートラルに関わっていきたいと思います。
でも、自分が好きで楽しくて、つい書いてしまうようなことも大切にしていきます。

*

午後はサントリー美術館へ。
きものが大好きなので、ずっと行こうと思っていた「小袖」展
9月後半まで開催されています。
この話はパンと関係ないので、Today's Favoriteで書きましょう。

同じく東京ミッドタウンの富士フィルムスクエアで開催されていた写真展「あるオランダ人が見た昭和の日々」にも行きました。

昭和30年代は知らないけれど懐かしい。
その頃の父や母を想うと、なんだか胸がいっぱいになります。

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それから新宿に出て、リビングデザインセンターOZONEで開催されている「プロと卵のエコデザイン展2008 くらしを変えるDesign」に行き、黒田秀雄さんの作品(バイオシンク)を拝見。

オープニングパーティで配られた紙コップは、自分の顔を書くようになっていました。
これは楽しい!グラスマーカーならぬ、紙コップマーカーです。

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その後、場所を変えて遅くまでお酒をのんで盛り上がりました。
たくさんの人にお会いし、さまざまなものを見た一日でした。
こういうことはみんな、いいenergyになりそうです。

行きつけのパン屋さんの話は、住んでいるところ、働いているところ、仕事、食、休日の過ごしかた、今までの人生などを表すことが往々にしてあるようです。
だからハジメマシテのひととの距離を縮める。
そんなことを実感した日でもありました。


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August 29, 2008

Passage a niveauとSUR MESURE

6日に書いたPassage a niveau(パサージュ ア ニヴォ)を取材しました。

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パン屋さんの取材ではいつも、おすすめのパンについて聞くより
職人さんのすきなパンとその食べかたを聞くことにしています。

バゲットのサンドイッチにいいバターを教えてもらったので、昨日の話の
続きで書いておきます。

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それは北海道乳業の無塩バター。ミルク味が濃く、熱を通さないでいただく
サンドイッチに最適なのだそう。

おいしいパン屋さんは、おいしくすることに貪欲。
素材についていろいろ教えてくれるのです。

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この夏、西荻窪にひっそりとオープンした荻窪のルクールピュー系列、
SUR MESURE(シュールムジュール)で本格的に食事が始まりました。

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遅いお昼を愉しんでいたら、客足が途絶えるエアポケットのような瞬間が訪れました。
奇跡です。
このシェフズテーブル!なひとときを逃すわけにはいきません。
ひさしぶりのアポなし取材に、ドキドキ。
帰ってからマダムに連絡をとりました。

今日取材した美味しくて楽しいお話の詳細は、All Aboutで記事にします。

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August 28, 2008

気にいっているバターのこと

いつものバターがスーパーマーケットに並ばなくなって久しいこのご時世にあっても、代替品は考えられないなぁと思うのです。

オリーブオイルを朝からテーブルに登場させることも最近では多くなりましたが、それはオリーブオイルに合うさっぱりとしたパンがあるときに限ります。

トーストした食パンにハチミツやジャムを合わせるときや、パンケーキには、やはりバターでないと。

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稀に商品棚に現れる「よつ葉」に出合えたら幸運な日。
「よつ葉」でなければ「カルピス」。こちらも今は希少です。

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なければないですませてしまうことも可能だけれど、こうして不足してみれば、バターも小確幸、小さいけれど確かな幸せだったなぁ、と気がつきます。

わたしは冷たい有塩バターをナイフで薄く削って温かいパンにのせて、バターがパンの熱で溶けてしまう前に、口に入れるのが好きです。

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August 27, 2008

谷中散歩、盛大な寄り道。

打合せの帰りに、寄り道をしました。
ちょっと素敵な、でもかなり大がかりな。

東京バックハウスの取材以来、ずっと気になっていた
「夕焼けだんだん」が目的地です。

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夕焼けだんだん

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谷中ぎんざを見おろす

途中で一息ついた古民家のカフェで、
マダムにいただいた地図をたよりに気がつけば
西日暮里から千駄木のあたりまでふらふら歩いていました。

その間にパン屋さんを7軒ほど見つけましたが
興味はどちらかというと、パンより工芸品や古美術の
ウィンドウショッピングに。
なんていったって、盛大な寄り道ですから。

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古い町だけれど、新しく活気のあるパン屋さんもあります。

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お寺の境内でひと休み……
これはわたしの好物、無花果と胡桃のパンで
スペシャルなことにクリームチーズが包まれています。
ひとりお寺でパンをかじるのも寂しいので
結局持って帰ってきてしまったのですが。

この界隈は、何か食べながら歩いているひとが
結構たくさんいるようです。何かな?と見ていると
コロッケやメンチカツのよう……。

そういえば、打合せでも、コロッケやヒレカツの
サンドイッチが人気、と話題になっていました。

谷中の人たちはみな、話好きで温かくて、
まるで遠くに旅しているような、昔に帰ったような
柔らかなひとときを過ごしました。

また行こう、と思います。


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August 24, 2008

危機一髪。

……ナントイウコトデショウ!

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SDカードやCFカードはPCに差し込みっぱなしにしないように、
気をつけていたのです。 なのに昨晩に限って、すっかり忘れていたのです。

今朝、子犬の寝床でボロボロになった無残なカードの姿を発見。
なかには重要なデータが入っていてバックアップをとっていなかったのに。
ドキドキしながらPCに差し込むと、奇跡的にデータは生きていてくれました。

アリガトウ!頑丈なCFカード!このことは、忘れない(涙)。

さて、当の凶悪犯は豆頬髭犬GEM(10ヶ月)とみられます。

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かわいい顔をして、悪びれる様子もなく
わたしの慌てぶりに小首を傾げたりしています。

……もう!
といっても、わたしが悪いのですが。

それにしても、データを救えてよかった。
これからは気をつけましょう。

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excite blog からこちらに移ってきました。

これですこし、落ちつけると思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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August 23, 2008

courgette

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先日、撮影のあとで、お昼用に調達しておいた
ズッキーニのパイを愉しみました。夏の味。

隣に置いたワインはGewurztraminer(ゲヴェルツトラミネール)、
他のパンにあわせて用意したアルザスのワインでしたが
イエローとグリーンはズッキーニの色。色あわせです。

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August 22, 2008

ジャムパンと夕焼けだんだん

昨日の大雨で、随分涼しくなりました。

お盆休みのころはひどく暑かったので
久しぶりに歩いた銀座や上野界隈も
なんだか南の国のようだった。
それで遠くに行った気分になれるのだから
随分とお得な夏休みだったかもしれません。

先日は病院の待合室で、昭和の写真集を眺めました。
最近、昭和ノスタルジーを感じるものに目が行きます。

All Aboutで記事を書いた日暮里のパン屋さん
東京バックハウスには、谷中ぶらり散策セット
というのがあります。
お散歩マップがついてくるパンのセットです。

このマップつきセットをつくった人と話をしていたら
なんだかこのあたり、とても面白そう。
なかでも「夕焼けだんだん」という階段。

ジャムパンでもかじりながら、ここから谷中ぎんざを
見てみたい、と今、思っています。

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August 19, 2008

夏の習慣。ルバーブのジャム

先日、民子さんからいただいたルバーブのジャムを
朝食のときに開けました。

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毎夏、山に行くたびに、現地で調達したブルーベリーとルバーブで
ジャムをつくるのは、もう何年も続く習慣なのだそうです。

ルバーブは、いつもの赤いのが残念ながら品切れで
今年は緑になりました。
緑のルバーブジャムは、パン屋さんやスーパーマーケットでも
売られているのを見かけます。

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生で食べてみると固くてすっぱかったけれど
それがこんなにいいジャムになるんですね。
果物の酸味は、ジャムの命かもしれません。

以前、あるパーティでルバーブのジャムを出したら
ゲストのかたに青梅と間違われたことがあります。
そういえば、青梅のジャムの味に似ていなくもありません。

いろいろなチーズに合わせてみたい味です。


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August 13, 2008

淺野正己さんインタビュー

あのひとは普段、どんなパンをどんなふうに食べているのだろう?
食のセンスある人たちの日常のパンを切りとる企画
Diary808132前回の大森由紀子さんに続き、ベーカリーやレストランのプロデューサーとして活躍されている淺野正己さんにお話をうかがいました。

インタビューは、日清製粉『NKCレーダー』誌
及び、WEBサイト創・食Clubに掲載予定です。

わたしは”Bread+something good”をテーマに活動しています。
そのひとつ、このインタビュー企画は、発表の場を探していました。

こうして、企業のかたにご賛同いただいてスタートできたこと、
インタヴュイーの方々にはご多忙中にも関わらず、ご理解を
得られたことに、心から感謝しています。

いずれはこの素敵な情報をもっと多く、もっと幅広く
お伝えし、共有できるよう、これからも発表媒体や
インタヴュイーを探していきます。

Diary808131淺野さんの取材はマンダリンオリエンタルホテル
SENSE TEA CORNERにて行われました。

ワイングラスでサーヴされた中国茶はシャルドネのよう。
その色合いに軽く酔ってしまいそう……。

……そんなこと言っている場合ではなかったのでした。
今回も宿題山盛りです。
シェフおすすめのパンとsomething goodを調達しなくっちゃ。

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August 12, 2008

夏休み

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Deep breathing


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walking


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and something good...


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夏休み、山で過ごしたのは
たった一日半なのだけれど


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山の時間はゆるやかです。


Today's Favoriteで書くことだった、かな。

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山の朝ごはん

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山で、秀雄さんの朝食の定番という
納豆トーストをテイスティングしました。

パンは白い田舎パンを軽く焼いて。
納豆ごはんのように、普通においしい。
違和感はなかったです。

民子さんが作ってくださったプレーンオムレツ(塩さえも入れない)、
昨晩のいろいろな野菜と2種のチーズ、実山椒などを美しく盛った
サラダなどに、また感動しました。

名もなき家庭料理。それはこんなにも素晴らしい。

朝からおいしいものをたくさん、いただきました。
オーベルジュの休日みたい。

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いつも食べているヨーグルトと桃も、山では違う表情をしていました。

森の中で食べると、自然と食べもの、自然と自分の心や体との
つながりを意識します。


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August 11, 2008

山荘のごちそう

オープンエアの食事は、おいしいものをよりおいしくする。
大切な誰かと一緒に食べると、もっとおいしくなる。

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友人の黒田秀雄さん、民子さんご夫妻(All Aboutキッチン+
ホームメイドクッキングガイド)の山荘に遊びに行きました。

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緑滴る森の庭をのぞむテラスでいただいた夕食は
パンとチーズとワインに自家製のスモークサーモン、
レバーやナスのペースト、実山椒の佃煮と生ハムのサラダ、
炭火焼のスペアリブなどなど。

パンはメゾンカイザーコシュカでバゲット、フィグのパン
などいろいろ調達していきました。
チーズはダナブルーとアベイドベロック。
アベイドベロックは羊乳製。コンテに似たコクのあるチーズです。

時折気まぐれに降る雨や、裏を流れる川の水音に
耳を傾けながら、ろうそくの灯り、炭の火を眺め、
料理を楽しんで、気がつけば夜も更けてワインが3本近くも
空いていました。

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民子さんが話してくださる料理の話は楽しく、見習いたいことが
たくさんありました。「どこのブランドの何々を使って……」
ということがほとんどなく、季節の、土地のもので家族のために
手をかけて(ぜーんぜん大変なことはないのよ、といいながら)
日々の料理をつくるやさしいひと。

民子さんばかりでなく、秀雄さんも得意料理のスモークサーモンや
ベーコンなどに腕をふるってくださいました。
本業と少し違うところで、こんなにもプロフェショナルに。
素敵です。

本業といえば、秀雄さんが数年前にデザインした「エコキッチン」
拝見しました。曲げワッパのシンク、柄杓、七輪、スローなパン作りの
ための石臼までセットされた秋田杉のミニキッチン。

お金を払っても、食べることができないおいしいものは
家族や友人と楽しもうとする料理の中にあるのです。
その食事の記憶は、心とからだに永久保存され、タフでハードな
日のためのサヴァイヴァルキット、大きな力になるのです。

山の気温は約18度。薪ストーブの前で、食後のひととき。
連日30数度だった東京はもう、遥かかなたです。

眠る前、降るような星空を久しぶりに見ました。
短い夏休みの、素敵な一日でした。

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August 08, 2008

as Leafのパンとサンドイッチ

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as Leafのパンとサンドイッチは
こんな想いから、生まれました。

All Aboutでレポート
as Leaf【田端】

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August 07, 2008

夏の朝食

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昨日のバゲットを、朝食にいただきました。
夏はガラスの器が涼しい雰囲気。

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August 06, 2008

Passage a niveau

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”かつて、ここに踏み切りがありました。
その時のように、ここで立ちどまってくださいね”

というようなことが、窓にフランス語で書かれている
その名もPassage a niveau 、踏み切り、という名の
パン屋さんが、来週OPENします。

もうすぐ立体交差になって、近くにある踏切は
なくなってしまうそうです。

お店の様子(東匠の設計施工例)
お店のドアにいるユニークなキャラクターは、バゲット君。
パン屋さんのお友達が描いてくれたそう。

キャラクターがバゲット君、というくらいだから
バゲットはもちろん、おいしいのです。

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August 05, 2008

パトリスさんと対談

パトリス・ジュリアンさんと対談
という仕事がありました。夢のよう。

この仕事を始めたばかりの頃のこと、
今はなきC.F.A.ラ・ブランジュリのこと
など、懐かしく思い出します。

彼の本はわたしにとっていつも、仕事をする上での
そしてart de vivreの教科書でした。
なにかの折に、本棚から取り出してページを捲っては
普段の暮らしを丁寧に生きるその思想に触れました。

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今回は『YEBISU STYLE』秋号のパン特集で
恵比寿ガーデンプレイスのさまざまなパンを
テイスティングして、最も好きなものを選んだり
愉しみかたについての話をする、というものでした。

あのあたりでベストといえば……。
行く前から、好きなパンが浮かんできました。
あの店のあのパン。
でもそれはもしかしたらパトリスさんも同じなのでは?
と思っていたらbingo!だったので、笑ってしまいました。
おいしいものは、おいしいのです。

詳細は秋にガーデンプレイス周辺で配られる
『YEBISU STYLE』にて。

パトリスさんは、試食だからといって手を抜かず、
ディナーの準備をするかのように、でもすばやく、
小皿にオリーブオイルを注ぎいれ、塩だけのと、
塩胡椒のと2種類の”パンを愉しむsomething good”
を作ってくれました。

そのときあらためて「そういうことだ」と思いました。

何気ないちょっとしたことが、その時間と空間を
ゆたかにするのです。ひとを愉しませるのです。
日々。今このときを、真剣に生きたい、と思います。

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パトリスさん、カメラマンや編集スタッフの皆さまに
心から感謝。

パトリス・ジュリアンさんのサイト
Patrice Julian Official Website

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August 04, 2008

メープルスイーツコンテスト

メープルシロップ、メープルシュガーを使ったお菓子とパンのコンテスト
出場者募集のお知らせをいただきました。

主催:株式会社クインビーガーデン メープルスイーツコンテストチーム
共催:カナダ大使館
後援:ケベック・メープル製品生産者協会
   社団法人 日本洋菓子協会連合会

応募資格:お菓子やパンに携わるプロフェショナル(職人・料理人)
応募部門:菓子部門、デザート・アシェット部門、パン部門
応募期間:8月5日~10月3日

詳細は「メープルスイーツ コンテスト」事務局

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個人的に、メープルシュガーやシロップには、楽しい思い出が結構あります。
いつか、ケベックかアメリカのヴァーモントで、メープルシロップを採取する
場所を訪ねてみたいものだと、ひそかに思っています。

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August 03, 2008

クアトロフォルマッジオ

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ピッツァも分け合って食べると美味しい、というより
ひとりで食べたら、寂しいに違いないパンの一種。

4種類のチーズが混じり合ってとろけるピッツアは
楽しかった週末の夜に。
食事はスプマンテで始まって、いろいろ愉しんで
エスプレッソドッピオでピリオド。

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August 01, 2008

不易流行

All Aboutパンのリニューアル作業は、懐かしい
アルバムの写真を整理しているような時間でした。

もう8年近く連なる、たくさんのsomething goodたち……。
とらわれると、作業がはかどらない。

8年経つといろいろなことが変わる。
そうだと思っていたことが、うっかりすると
いまはそうではなくなっていることもある。
時は流れている。

京都の老舗料亭のご主人に教えていただいた
不易流行、という言葉を思い出す。

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「彼とはんぶんこ。幸せが2倍になるパン」
スイートなこのお題は、ある方から示された
ひとつの記事の方向性。

とてもスイートだけれど、読んでみたくなる。
というか、書けるのかもしれない、と思って
ふと浮かんだのがこれ。メゾンカイザーのレモンパイ。

はんぶんこすると、美味しさは必ず2倍になるよね。
たぶん、幸せも。


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