« December 2007 | Main | February 2008 »

January 2008

January 31, 2008

ゆず茶トーストと素敵な人たちからのメッセージ

先日の日記で、栗ペーストの空瓶が寂しかったので
まだあるうちに、最近の朝の定番、ゆず茶を写しておきます。
お湯に溶いて飲むものですが、トーストに乗せています。

これは三鷹のエキナカで購入したセルフィユのもの。
(ここはパンと愉しむsomething goodがたくさんあります)
愛媛産柚子、愛媛みかんの蜂蜜が入っていて
わたしが「冬の蜂蜜」と称してつくる
柚子皮の蜂蜜漬けよりもずっと手間がかかっています。

*

いつも読んでくださっている皆さま、
このブログやメルマガに感想メッセージをくださった皆さま
どうもありがとうございます。

 

読者の「パンダちゃん」から先日の「栗トースト」の日記に
感想をいただきました。

「松仙堂さんの栗ペースト。
信州フリークなので、でかけると必ずお店を訪ねて
まとめ買いをしてきます。とても小さなお店なのですよ。
家の周りが一面栗畑で、家族で丁寧に美味しい栗菓子を
作られています」

 そうなのですね。とても上質な味がしました。

 

秋の終わりに農家の人から、果汁を絞った後の柚子皮を
どっさり分けてもらって、ジャム、ゆべし、ドライピール
などをつくるというパンダちゃん。素敵です。

 

石窯でパン工房の「野の花」さんからは
メルマガでお知らせした舟田さんの石窯の話に感想を
いただきました。

野の花さんの窯では熱源として、定年になった樽材を
使っているのだそう。

「今まで、歩んできたその木に対する敬意を払い、
長い年月の間にその木に蓄積されたエネルギーを、
野の花工房の石窯パンに閉じ込めたいと
そんな気持ちで、石窯に火を入れています」

そんな窯で焼かれたパンって……!
クラストがひび割れる写真を見ました。
パンの歌がパチパチと聞こえてきそうです。

 

どうもありがとうございました。

旬のパン情報、ちょっと深いお話は、パンのメールマガジンから

|

THINK BODYプロジェクト

バランスのいい食生活を、多角的に提案する
サークルKサンクスのTHINK BODYプロジェクト。
2月5日から24日までのキャンペーンでは
All Aboutとのコラボレーション商品が発売されます。

 

メニューの総合監修は「食と健康」ガイドの南恵子さん。
わたしはパンのアドバイザーとしてお手伝いを
させていただきました。

 

素材選びや形状、パンと素材との組合せについて
ストレートでおそろしいような発言、希望要望に
サークルKサンクスの担当者の方はひとつひとつ丁寧に
対応してくださいました。

ありがとうございます。

 

普通のパン屋さんとはまったく違う
コンビニエンスストアという仕組みの中で
わたしが思うおいしいサンドイッチは
どこまで実現が可能なものだろう。
今後どんな可能性を持つのだろう。
ということにも、興味をもって携わりました。

 

挑戦すること。
できることから少しずつ、何かいいと思うことに向かって
頑張れたら、世の中が変わるきっかけになるかも……
そんなことを南さんと話したこともありました。

 

さて、南さんのプロデュース、サークルKサンクスさん
によって出来上がったサンドイッチは2品。

 

フォカッチャ スパイシーチキンはフォカッチャに
脂の少ないローストチキン、ベイクトボテト、カボチャの素揚げ
の厚切りスライスとスリラッチャ(ピリ辛)ソース。
(これはできれば食べる前に、レンジよりトースターを
使ってもらえたらいいな、と思います)

 

スモークサーモン&クリームチーズサンドは黒ごま食パンに
スモークサーモン、クリームチーズ、クルミ、レタス、
ハニーマスタードソース。

 

パンと一緒におすすめは豆腐風味の野菜チャウダー、
温野菜のバーニャカウダ風。

 

そのほかのメニューでわたしが結構気にいったのは
山椒味噌仕立てのおにぎり、
豚しょうが焼き弁当(赤米、野沢菜のご飯2種。肉は少なめで
野菜がたっぷりです)
レンジ坦々麺(花椒がきいています)。

 

ほかほかと体が温まってくるメニューばかりなのは
このキャンペーンが「からだ燃焼」をテーマにしているから。
そして季節ものにこだわった結果です。

 

プレス発表会の時に残ったお弁当をもらって帰り、
「コンビニごはん」の夕食としました。
実はわたし、電子レンジ慣れしないので、
どのくらいかけていいのかわからず大変でしたが
蓋もとらなくていいのは便利、さすがコンビニ。
楽しい気分でいただきました。

 

THINK BODY プロジェクト

|

January 28, 2008

栗トースト

仔犬が来てからというもの、朝が忙しくなり
撮ろうと思っているまに空になってしまった
純栗ペーストは、小布施の松仙堂のもの。
純粋に、栗と砂糖の甘さが愉しめます。

 

空になってしまって、ゴメンナサイ。

 

トーストの上にバターと一緒にのせましたが
もしかしたらもっとふわっとした舌触りの
生クリームのほうが合うかもしれない。
それから、また今度手に入ったら、ザクッとした
重めのクロワッサンに挟んでみたいものです。

|

January 26, 2008

ヨーロッパの伝統的なパン窯づくり

パン文化研究者の舟田詠子さんからお知らせをいただきました。

 

来週、オーストリアはチロルの町からパン窯作りの親方が2人来日、
村の伝統のパン窯を同じ資材を使って複製するそうです。
パン窯が実際に造られる様子を見学したい人はどうぞ!というお誘いです。
これはヨーロッパにいても滅多にない稀なチャンスなのだそうです。

 

築造期間:1月29日(火)~2月4日(月)頃 (日程が変更になりました

       日曜休み 9時から5時まで(昼食時をのぞく)
場所:青梅市黒沢3丁目、小曽木街道沿い、聞修院(もんしゅういん)という寺の先
交通:JR青梅駅から小曽木街道沿いをタクシ-で5~6分
申し込み不要、見学無料。このブログの読者も大歓迎、とのこと。

 

これは舟田さんがプロデュースするカフェの窯となります。
舟田さんの願いはヨーロッパのパン文化の継承と保存。
そのパン文化 存続の鍵を握っているのがこのパン窯です。

 

さらに、この窯には薪の有効利用と森の再生、地球環境を考えるきっかけ
としての役割、大きな夢が託されています。

 

舟田詠子のパンの世界へ

|

January 25, 2008

サンドイッチのプレゼンとVIRONのプレシアターメニュー

某テストキッチンにて50余りの
サンドイッチやパンのメニューをプレゼン。


なんだか楽しくて、笑みがこぼれてしまう。
自分の好きなもの。誰かの好きなもの。
それらのどういうところが好きか説明するのだから
楽しいのも当然なのかもしれません。

 

夢見ているうちが花。それを実現するのが大変なこと
とわかりながら、夢見るのも仕事。
よい現実にできるように、頑張ります。

 

*

夕方から、義父と待ち合わせてバレエへ。
その前に、久しぶりのVIRONにて遅い時間の芸術鑑賞の
前の軽食にちょうど良いメニューを見つけました。

 

それは17時ラストオーダーのガレット、そば粉のクレープ。
ハムやサーモン、野菜など数種類がシードルとともにいただけます。

 

義父とバレエについて以前も書いた気がする……
と思って日記を調べたら、一昨年のジゼルでした。

時が経つのがほんとうに速い。
今年観たものについては、個人ブログで書く予定です。

|

January 23, 2008

雪の日。静かな川辺のラ・フーガス

梅ヶ丘から秋川にほど近い場所へ移転、
昨年12月にリニューアルオープンした
ラ・フーガスを取材しました。

 

バスを降り、雪景色の川辺を歩くこと数分。
静かな自然に包まれた、ゆったりとした場所に
新しいラ・フーガスのお店はありました。
東京も広いなぁ。

新設されたカフェの大きな窓からも雪景色。

 

電話でラ・フーガスのパン職人、仁礼さんが
「ちょっと遠いかもしれないけれど、
でもね、ゆっくりできますよ」と
なんだかうれしそうに言っていたことが
よくわかりました。

 

詳細は記事にて。
これから書きます。

|

January 21, 2008

ホットワインのおいしい季節です

雪が降るかもと空を見上げてしまう寒さ。
買い物に出た帰り、暗くなったのをいいことに
夕方まだ早い時刻なのに、カフェのホットワインで

ひと休み。

甘いお酒が苦手ですが、ふーっとあったまる
これはちょっと別です。

先週、今年新しくOPENするパン屋さんの
メニューのコーディネートの仕事が始動しました。

 

多くの人たちと一緒に何かひとつのものをつくりあげていく
楽しさと緊張感を、久しぶりに味わっています。

|

January 18, 2008

オーストリアの日常のパン

オーストリア人アドルフ・サイラーさんの
パンとお菓子の店の記事をUPしました。

 

パン屋さんの象徴的なパン、プレッツェル。

 

ブレーゼル(パン粉)も販売されています。


ベッカライ&コンディトライ・サイラー

|

January 17, 2008

柚子・栗・無花果。風味のバリエーション。

ユズ、クリ、イチジクの入ったパンは、
メゾンカイザーで、あれば必ず買うパンです。

 

ユズ、クリ、イチジクは大好きな素材。
この店のものは、かたまりで入っているわけではなく
断面も地味な感じですが、パン生地と素材がほどよく
ミキシングされていることで一体化し、
風味のバリエーションとなっています。

 

そして香り。
とくにユズは、紙袋を開けた途端にふわっと香ります。

ストレートの紅茶と、バターやチーズのかけらで
シンプルにいただきます。

|

熱々ピッツァにマスカルポーネ

携帯電話で撮影するのは、たいていが夜
ほぼ100%お酒が入っている時で、
月や星を撮ろうと挑んだりするので
抽象画のような写真になることが多いのです。

 

でもまれに、おいしい瞬間をとらえることもあります。
たとえば先日、ピッツァをいつものイタリアンの店で。

オーブンから出したての熱々の生地のうえに、
ふんわりと載せたマスカルポーネと
パルマ産(かな?)おいしい生ハム。
初めていただく組合せでした。

 

フォカッチャやチャバタなどのパンでも
つくることができそうです。

 

たいしてこだわりのない、わたしのケイタイですが
照明を落とした室内でも、色彩をキャッチする
その性能にちょっとおどろいています。

|

January 16, 2008

コーヒーとパンの残り香

犬の散歩から帰ると、家の中に
朝のコーヒーとパンの匂いが残っていて
気にいりのカフェを訪れた時のような
ふわっとした気分になることがある。

 

朝食の香りにもいろいろあるけれど
冬の朝にいいなぁと思うのは甘いシナモンの香り。

 

 

アンデルセンのシナモンブレッドなど
甘すぎなくてちょうどいい。
コーヒーにとてもよく合うパンだと思う。

|

おすすめのお店

 

冷たい雨の降る日、中華料理屋さんでお昼を食べました。
料理評論家の山本益博さんに先日教えていただいたばかり
のお店。

 

 

 

山椒のきいた麻婆豆腐も、あっさりした焼きそばも
すっかり気にいってしまったので、
この次はゆっくり夜に行くことに……。

 

おいしいものをよく知る人に、教えてもらうと嬉しい。

|

January 13, 2008

歌うパンと犬

12月、ダム・ド・フランスで今年最後の
バゲットの歌を聴いていました。

 

窯から出したてのバゲットが外気に触れて、
クラストがパチパチとひび割れするときの音を
フランス人は「パンの歌」と言います。

 

そんな原稿を書いている足元で
また別のバゲットの音がします。

 

豆頬髭犬たちが食パンに続いて夢中になっているのは
やわらかなバゲットです。

 

もしあればチョココロネとドーナツも欲しいかな。
(もちろん、シンプルなデザインのものを)
なんて、しょうもないことを、ひそかに思っていたりします。

|

January 11, 2008

ガレット・デ・ロワを囲んでフランス流新年の祝い

フランス大使館に献上したガレット・デ・ロワを囲んで
新年を祝う会がクラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワにより
10日、東京都庭園美術館で開催されました。
ここはフランス人建築家アンリ・ラパンのデザイン、
フランスと縁のある美術館です。

参加したパティシエ、ブーランジェによる自信作

 

直径1メートル以上ある特大ガレット・デ・ロワ。

切り分けるのも大変です。パティシエ・シマの島田進会長他

たくさんのパティシエの方による入刀。
中には5つのフェーヴが入っているということでドキドキ。

ガレット・デ・ロワはフランスで愛されている幸福を運ぶお菓子で

この時期のパン屋さんやお菓子屋さんで販売されます。
エピファニー(カトリックの公現節)に家族や友人、同僚と集って
このお菓子を囲んで祝う楽しい習慣がフランスにはあります。

 

バターと粉でできた何層にも重なる生地の中には濃厚なアーモンドクリーム。

その中にフェーヴを見つけた人は幸運が約束されるといいます。

 

ブーランジェに比べてパティシエの比率がずっと多いこのクラブですが
昨年のガレット・デ・ロワコンテストで優勝を獲得したのはパン職人。
田園調布のエスプリ・ド・ビゴ池尾大地さんでした。
池尾さんは来年のパリパン菓子組合主催のフランス大会に出場が
決まっています。

池尾さんの作品。

 

一昨年の優勝者、アトリエ・ドゥ・ママンの濱中友紀さんは
今年のフランス大会で、ジャン=ポール・エヴァンさんに
窯を借りて出場、330名中17位という好成績を残されました。

 

数多くある中で、わたしは特大ガレットと池尾さんの作品を
一切れずついただきました。
特大のガレットは大味かと思いきや、よく焼けたサクサクの香ばしさに
フェーヴが当たらずとも十分幸せになってしまう素晴らしい味でした。
池尾さんのはどこか杏仁豆腐のような、あのアーモンドの香りが
溢れるようなガレットでした。

 

パンもお菓子も、世界最高水準にある日本。
それを楽しむ習慣も機会も、これからもっともっと増えていけば
素敵ですね。

 

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ

 

|

January 07, 2008

金柑蜜煮と砂糖と深夜のスーパーマーケット

元旦に実家で収穫した金柑は、2キロ近くもあった。
黙々と種をとる作業は、瞑想のような時間。

夜遅く、我が家で一番大きいホーローの鍋
(ココット・オーバル27センチ)で炊いた。

 

砂糖を買いに寄ったスーパーマーケットは閑散として
いたけれど、レジの女性が明るく、ほとんど歌うように
勘定を読み上げ、笑顔を向けてくれたのに心が温まった。
お正月の夜に、こんな寒々としたスーパーで。

 

「そうするほうが疲れないからでしょう」と夫が言った。

 

人をちょっとでも楽しい気分にしたり、幸せにするような
(せめてそのきっかけをつくるような)仕事ができたら
と、心から思った。

 

金柑蜜煮でつくる冬のタルティーヌ

|

January 06, 2008

セ・トレボン、カフェ・トレボン

年越しで書いていた福岡のおいしいパン屋さんの記事を
UPしました。

 

実際距離はあるのですが、気分的に近く
東京とさほど空気も違わなかった、というのが福岡の印象。

 

セ・トレボンのパンはとても正統派な感じのする
フランスパンをはじめ、お惣菜パンやスイーツ系にも
魅力的なものが溢れています。
それをつくっているのが女性の実力派パン職人というところ、
時代を感じます。

 

これからこんなパン屋さんが増えていくのだろうな。
そうだといいな、と思います。

出張翌日の午前中は大忙し。
パンを新鮮な表情のうちに撮影することは
いつも重要な課題です。
おいしい写真には持ち帰り方、お天気、
さまざまな要素が絡み合ってきます。


パン以外のsomething goodについて。


カフェトレボンは、近ければそれこそ、打合せに食事に読書にお茶にと
通ってしまいそうな、食事もおいしいカフェでした。


その時かかっていた音楽は偶然、家でも時々聴いている
Hotel Costesで、これがまた、パンをよりいっそうおいしく
していました。音楽とパンのコーディネートも結構大事かも。

 

それから……壁一面の本棚は、わたしの憧れです。

 

セ・トレボン

カフェ・トレボン

|

January 03, 2008

いつものお正月、年越しのパン。

あけましておめでとうございます。


このブログを読んでくださっている皆さま
昨年中はありがとうございました。
心温まるメッセージに、いつもたすけられ、
書き続ける力をいただきました。


どうもありがとうございました。

 

*

2007年も残すところあと数日、という時に
家族が増え、賑やかな年越しとなりました。
このお話はまた別の場所で。

 

元旦は実家で鈴なりになっていた金柑を採ってきました。
グラニュー糖をきらしてしまったので、蜜煮はおあずけです。

 

実家ではパン屋さんからのいただきもの、
今シーズン最後のシュトレンと、ベラベッカを楽しみました。
ベラベッカはアルザス地方のお菓子だそうで、フルーツとナッツ
たっぷりの贅沢な味わい。ワインにもよく合います。

 

2日は早くも仕事始めだったりします……が、
夕食にはバゲットのしっぽを入れた野菜のポタージュをつくり
年越しのカンパーニュやチーズとともにおいしくいただきました。

 

パンがおいしいのは、焼きたてばかりではないのです。
おいしいパンは焼きたてでなくても、おいしいのです。

 

今年もパンと何かいいもの、Bread+something goodを
テーマに、いろいろなことを書いていきたいと思います。

 

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

|

« December 2007 | Main | February 2008 »