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March 2007

March 29, 2007

パンと蜂蜜の愉しみと、蜂蜜パンの作り方。

クラブ・ド・サントノーレ、蜂蜜をテーマにしたセミナーを取材。

蜂蜜専門店ラベイユの白仁田さんのお話を伺うのは
何度目だろう、そのたびに、蜂蜜の奥深さ、自然の不思議に
心動かされる。

もうひとりの講師は大阪のブルディガラ、福岡のジェラールミュロ
などで活躍し、現在はサンジェルマンの技術開発部で
トップブランド「タンドレス」を立ち上げたシェフ、山サキ豊さん。
(サキ、という字、山、立、可をあわせた字です。
どういうわけかウェブでは文字化けしてしまうのでカタカナで失礼します)

シェフからはときどき、季節の酵母の話、九州の店やパンの話、
フランスの情報など教えていただいていて、カフェの仕事でもお世話になった。
いつもセンスのある美味しいパンをつくられる。
今回はミネストローネやパンデピス、ケークオフリュイなど料理とお菓子も
素晴らしいということを知った。予想通り!

きょうのセミナーはパンの話、蜂蜜の話、その組合せ。
若い女性パン職人、開発に関わる方々が熱心に聞き入っていた。
また記事でレポートしたいと思います。

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東京ミッドタウンとJR大船駅で

30日に乃木坂の防衛庁跡地にグランドオープンする
東京ミッドタウンに、ブーランジェピシエ be2号店がOPENします。

東京ミッドタウン店限定のパンはルレ ブルトン。
塩バター、アプリコット、フランボワーズの3種類あって
クロワッサンとバター、クロワッサンとジャムを
ひとつのパンにしたものだとか。
クロワッサンじたい、バターを感じさせるパンですが
フランス人はそのクロワッサンにさらにバターやジャムを
あわせて食べるので、その状態を再現したかったという
料理人発想のパンです。

お惣菜はグリンピースやニンジンなど野菜ピュレを
豆腐の食感に仕上げたという”TOFU”。
サラダでしょうか、スープでしょうか
パンに合わせてみたい一品です。

4月9日にはJR大船駅構内に2号店がOPENします。
サンドイッチカフェテラスラヴァンデリ2号店がOPENします。

仕事で移動中でもお昼をおいしく食べたいと
思うわたしのような人には、駅ナカのお店のグレイドアップは
とてもうれしい傾向です。

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March 26, 2007

ベーカリーワールドカップ応援バッジ

来春パリで開催される
Coupe du monde de la Boulangerie(ベーカリーワールドカップ)
に出場する日本代表選手が決定したことは2月24日の日記で
速報
としてお伝えしました。

日本フランスパン友の会では、代表選手の
トレーニング、講習会、渡仏等にかかる費用を
まかなうために、応援ピンバッジをつくりました。

MOBAC SHOWのときにもこのバッジと交換に
1000円の寄付の呼びかけをしていましたので
すでにご購入いただいたり、ご覧になっているかたも
あるかもしれません。
Coupe du monde のブースにいた職人さんたちが皆
コックコートにつけていた、あのバッジです。

今日、事務局から「パンが大好きな皆さまにもご協力を
いただけたら」ということで、この応援バッジのページをつくった
というお知らせをいただいたので、ここでお知らせします。

日本フランスパン友の会はパン屋さんや関連企業の協賛金、会費、
寄付などで運営されていて、事務局はパンニュース社に置かれています。

以下、事務局より

ご購入していただいたお金は、全額日本選手フランス派遣費用に
充当させていただきます。
皆さまもベーカリーワールドカップに参加し、日本選手を後押しする
一人の熱いサポーターのお気持ちで「ピンバッジ」ご購入いただければ
幸いです。


今日のピックアップ: 詳細はクープ・デュ・モンド2008公式サイト

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チェリーとシナモンのジャム

最近気にいっているジャムは明治屋さんの
チェリーとシナモンのジャム。

シナモンはやっぱり好きだ。

甘い飲みものが苦手のくせに
スターバックスでも最近は
シナモンドルチェラテなんて頼んだりして。

シナモンは甘いものを、魅力的にひきたてる
魔法のスパイス。

*

目の手術が中止になった。
とても残念だけれど、しかたがない。

これから、今まで以上にいいものを見よう。
夢も見よう。しっかりと。

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March 22, 2007

サンドイッチコンテスト

メッセージをありがとうございます。

内匠さん、
MOBACにいらっしゃったのですか。
お会いできずに残念。

akiさん、
コムシノワに通うなんて、いいですね。
次回はラヴァンデリですね。よいご旅行を。

さくらさん、
お花見におにぎり+鳥の唐揚げ、ほんとうに。
男のひとの好きな、永遠のメニューかもしれません。
今年もお花見ピクニックを、予定されているのでしょうか。
お花見がテーマのサンドイッチなら、先日の
コンテストにもいくつかあったようです。
作品集UPしました。

Urchinさん、
ありがとうございます。
ここのところ、行動を半分にして
ゆっくり過ごしています。

今日のピックアップ: サンドイッチコンテストの作品集をUPしました。

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うまくいかない日もある

先週から集中して取り組む予定だった仕事の資料がいつまでも届かず
そのためにぽっかり空いた数日を、落ちつかない気持ちで過ごし
やっと受け取ったと思った資料は、予期せぬアクシデントがあったらしく
本来のものとは違うものであることにショックをうけつつも
とにかく早くしなくては、と、ちょっと大変な日でした。

泣いても怒っても笑っても、おなじだけしか時間がないのなら
淡々と取り組むしかないですね。

今度はわたしの目の都合で、これから1週間近くは
ゆっくりしか進むことができないので、行く末を案じます。
いまのわたしの気持ちは、焦る子供の8月31日。

*

夕食の一品に、よもぎ麩の田楽をつくり
麦味噌と栗の蜂蜜と胡桃で、甘い味噌をつくってのせました。

この味噌はパンにも合います。
内麦のカンパーニュなどによさそうです。

胡麻や胡桃をすりつぶすのに、毎日のように小さなすり鉢を
つかっていました。タプナードすらこれでつくるのです。

それをなんと、洗って拭いているときに
うっかり落として割ってしまいました。
その寂しさたるや!

すり鉢は最期までいい仕事をしてくれました。

わたしは気を確かに持たねばなりません。

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March 18, 2007

すべてがパンの方向を向いて微笑んでいるような

夕方から近くに住む友人たちが遊びに来て
おいしいものを心ゆくまでいただく
たのしい夜になった。

乾杯はオーガニックのシードル。
リンゴの果実味に溢れていた。
そのシードルでつくったライ麦パンと
黒豆のパンはfrom ameen's oven、
パンは他にペルティエのバゲットなど。

友人が抱えてきてくれたのは
ブルゴーニュの赤ワイン、ジョセフ・ドルーアン
ボーヌ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ムーシュ・ルージュ2001

最近、おいしいワインをゆっくりいただく機会ができて
とてもうれしい。

本日の料理とデザートは以下のとおり。
(*は友人作の料理とセレクトしたチーズ)

菜の花の胡麻芥子和え
*ルブロション、ブルードーヴェルニュ
*カラフルなアボカドのサラダ
チックピー+スピナチ
*イカとオリーヴのトマト煮
えんどう豆のスープ
ファラフェル
リコッタとアップルフィグシナモン
*金柑とグレープフルーツのミントマリネ
*ガトーショコラ
ビスコッティ
深煎りコーヒー

わたしはベジタリアンの友人のために
NY風豆料理をテーマにしてみた。

こうして並べてみると、すべてがパンの方向を向いて
微笑んでいるようなメニューだ。

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初雪の日に

来週末には桜の開花が期待できそう
とメールマガジンに書いたばかりなのに
東京では観測史上最も遅い初雪。

今度、目の手術をすることになって
ここのところ、仕事もセーブして
よく見えない生活で、行動範囲が狭い。

そんなときに、雪まで舞って
春支度をしているからだはさらに縮こまる。
家にこもって料理をするのに
うってつけの日ということかもしれない。

豆は時間をかけてふっくらと戻り
オーブンがついていて部屋の中は温かく
アップルフィグシナモンのいい匂い。

今日のピックアップ: アップルフィグシナモン

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March 12, 2007

冬の鳥のための飾りのこと

最近よく、バードウォッチングをする。

アメリカの本で以前、冬の鳥の食糧となるクッキーをつるしたモミの木の記事を読んだ。
新しい記事のための写真を眺めながら、そのことをなんとなく思い出した。

今日のピックアップ: 新しい記事

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ゴードン・ラムゼイat コンラッド東京

2年くらい前から「いつかゆっくり食事でも」といいながら、なかなか実現しなかった友人夫妻との食事会が今日、新橋にあるホテルで、ようやく実現した。

彼らと話すと、その生きかたや仕事ぶりに、その温かさに、いつも感心してしまう。
そしてわたしも、自分らしくたのしみながら仕事をしてゆけたら、と思う。

*

レストランのある上層階に上がる前に、照明を落とした美術館の雰囲気のあるホテルのなかを、少しだけ歩いた。

このあたりに来ると、いつも会社に勤めていた頃を思い出す。
いまホテルが建っているあたりの、なにもなかった地面を横切って会社に通ったこともある。
家に帰ってから「その地面ってどのへんだったんだろう」と検索していたら、思いがけず素敵な記事に遭遇した。
以前勤めていた会社による建築デザインで、このホテルは昨年日本産業デザイン振興会のグッドデザイン賞を受賞していたのだった。

わたしは昔その会社にいたことと、このホテルの建つ前の地面を歩いたかもしれないというだけしか関わりはないのだけれど、それはじゅうぶん素敵なできごとだった。

このホテルを指定してくれた友人に感謝。

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ノルマンディ・ライとビオのシードル

ameen's ovenのノルマンディ・ライはシードルで仕込んだライ麦30%の軽めのパン。

リンゴやカマンベールチーズをあわせたらいいに違いないと思ったので、早速試してみる。

ameen's ovenのミシマさんは

「北の海辺の町、居酒屋でおじさんたちが蒸したムール貝を
 山盛りにしてシードルを飲んでいるのだろう。
 添えられたパンは大きな褐色のライ麦パン、サワー種の
 酸味とシードルの甘さが良くあっている」

と書かれている。それもおいしそう。
行ったこともないのにその居酒屋の場景が浮かんでくる。

シードルにはフランス政府認定機関のあのAB(Agriculture Biologique)マークがついている。


今日のピックアップ: ameen's oven

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ひとくちサイズのタルティーヌ

早朝に家を出る夫に合わせて、最近は朝が早い。
バゲットを垂直にスライスして、ひとくちサイズのタルティーヌにするのが、最近のわたしの朝食の定番。

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March 08, 2007

心をこめる瞬間

ある撮影があった。

いつもと違い、きょうは役割分担があったので、すべてをしなくてよかった。
クロスをえらんでアイロンをかけ、素材を調達してタルティーヌをつくったら、あとはカメラマンやデザイナーの仕事をうれしい気持ちで眺めていられた。

写真は本日のまかないの一部。ひとくちサイズのタルティーヌ。

多くのひとの力によって、時間をかけてつくられていくもの。
心をこめる瞬間の積みかさなりを思うと、ひとりで感動してしまう。

一日の終わりには、さすがに疲れていたけれど、満ちたりた気分だった。

窓からあかるい月を眺めた。
月はひとつ。
でも、このおなじ時刻に月が見える窓はいくつあるだろう。

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パンの特集、チーズなどsomething goodとたのしむ提案

「ふたりで楽しむ!スタイルマガジン」Noi(ノイ)で、人気ベーカリーのおいしいパンとハチミツやチーズのとりあわせを提案、クリームチーズをつかったサンドイッチやタルティーヌのレシピも紹介させていただきました。

「パンは取寄せ可能なものを。バゲットやクロワッサンも!」という要望に頭をかかえながらも、そのわけを編集部に説明しつつ、ほんとうにおいしいものを伝えられるようにしました。

実際に店に行くほうがずっといい、遠くのお店のパンを日常に手に入れるのは無茶だとわかっているひとでも、たまにしたくなるのがパンの取り寄せかもしれません。
おいしいパンはやっぱりおいしくて、長旅を経てきてもいとおしく、しあわせな気持ちをもたらしてくれるものだから。

たのしい仕事でした。とくに食べかたを考えたりするのは。
よかったらぜひご覧になってください。素敵な雑誌です。

世の中においしいパン屋さんが増えて、誰もが自分の住む町で日々のパンを買うことができるようになる未来を、わたしはときどき、夢見ます。
そのためにできるsomething good(なにかいいこと)について、ときどき考えます。


今日のピックアップ: Noi(ノイ)はベネッセコーポレーションの雑誌です。

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クリームとパン

昼食をとったイタリア料理の店で
パンに添えられたのが、塩味のクリームだった。

この先ずっと泡だて続けたら
いつかバターになるような。

舌先で淡く消えてしまう儚い味を
もっとしっかり味わいたいと思い
たくさんつけてしまうひとが多いのだろう。

クリームの追加をサーヴするひとが
頻繁に、席をまわっていた。

今日のピックアップ: パンをたのしむレシピ ミルキーテイストの手づくりバター

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蜂の巣、自然の芸術品、プーとコブタ

友達からもらった蜂の巣ごとのハチミツ。
そっと、ナイフを入れて切り取り
トーストにのせながら
おいしいバゲットの内相のような
オブラートのような、薄い薄い膜が
整然と綺麗な六角形をつみかさねていることについて
考える。自然の芸術品の不思議……

口に入れた途端、
難しいことは何も考えられなくなってしまう。
そして次に考えたのはクマのプーさんのこと。

「プー、きみ、朝おきたときね、
まず第一に、どんなこと、考える?」
「けさのごはんは、なににしよ?ってことだな」と、
プーが言いました。「コブタ、きみは、どんなこと?」
「ぼくはね、きょうは、どんなすばらしいことがあるかな、
ってことだよ」
プーは、かんがえぶかげにうなずきました。
「つまり、おんなじことだね」
(『クマのプーさん』A.A.ミルン作 石井桃子訳)

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March 03, 2007

時の流れ

いま、わたしがいるウェブの世界は
時間がものすごく速く流れていて
それはいずれ新しいかたちに変わる
この日記もそうです。

ガイドでありながら、情報のその激しい波に
戸惑ってしまうこともあるけれど
時の流れには逆らえません。
ただ自分のままで、遊泳できたらと思うだけです。

うれしいメッセージをいただきました。

◇しなもんさん
MIHOKOさんが日記をはじめてもうそろそろ4年が過ぎようとしていますね。
長いようでいて短い感じがします。
4年まえの日記にアクセスしたらちょうど今朝ヨーグルトに入れた
アプリコットのプレザーブの壜の写真が目に飛び込んできて
笑ってしまいました。
MIHOKOさんの日記、記事にはずいぶんとお世話になっています。
食生活がどれだけ広がりをみせたことか・・・。
これからも期待してます。


ありがとうございます。
これからも、たのしいことを書いていきたいと思う
いまのわたしの心を強くしてくれる、ほんとうに
ありがたい、うれしいメッセージでした。

そしてほかにも感想メッセージをくださった皆さま、
ゆえさん、necoさん、ユリちゃん、さくらさん、野の花さん、
はしもとみほちゃん、Clevaさん、いとこんにゃくさん、
ありがとうございました。

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

写真は新しい記事から。



今日のピックアップ: 新しい記事「サンドイッチカフェテラス ラヴァンデリ」

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ワインデイズ。

ときどき友達とごはんを食べに行く料理屋さんは
前々から予約して遠くからくるひとも多い店であるらしく
最近はいつもいっぱいなので、
席が空くまで近くで飲んでいたりします。

今晩は駅前の店でビオワインの飲み比べをしていました。

マ・デュ・シスト'02/ドメーヌ・ランベール
というよくわからない名前のワイン、
一番気にいったコルナス'04/レ・シャン・リーブル、
そして有名なプピーユ'99など
待っている間に軽い3杯を、たのしみました。

MOBAC開催中、ふるまわれていた美味しそうなワインを
ずっとノン、メルシで通した反動でしょうか。

最初は、パンを語るのにワインがのめなくてどうする、
と始めたことなのに、いつもその場がたのしかったから
いつしか好きになっていました。

ワインはほとんど何もおぼえないけれど、
日常になった好きなもの、かもしれません。

料理屋さんに行く頃には友達もわたしもご機嫌で
いつもおいしい料理が、さらにおいしくなりました。
その店はワインもあるようだけれど、そこではいつも
日本のお酒です。

ワインデイズ、と書きましたが
結局ただの酒飲みになってしまったというだけのことかも……。

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アルザスの食をたのしむ会

昨晩は丸の内のVIRONで、アルザスのMOFパン職人、
ジョセフ・ドルフェールさんを囲んで
「アルザスの食をたのしむ」会がありました。

メールマガジンに書きましたが、登録されていないかたのために
ここにも書いておきます。

*

MOFとはフランス最高技能賞のことで、重要無形文化財級の技術
を持つ職人に与えられる称号です。ドルフェールさんは日本の
職人の育成にも力を注いでおられます。

「小さいとき、いろいろなところを旅をしたいと思っていました。
今はその夢が叶って、年に3ヶ月は旅に出ています。
どこに行ってもパンの話ができることが最高に幸せだと思います。
パンを通じてする話は、全世界共通ということを、とてもうれしく
感じています」

アルザスを愛し、料理とワインと花を愛し、おいしいパンを
世界中に広めるドルフェールさんは「すきなこと」をたくさん
持っている、愛に満ちたパン職人です。

*

写真はフランス風肉じゃがといった料理で
ルクルーゼのふたをパン生地で密封してあります。
ちょっとはがしてつまみ食いさせてもらいました。
バゲットより少し甘い、おいしい生地でした。

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