« May 2005 | Main | July 2005 »

June 2005

June 30, 2005

Panaderia Siesta@こどもの国

設計施工をしたパン屋さんがOPENしました。
ベッカライ徳多朗出身のご主人が焼くパンは早くも人気の様子です。

|

パンの籠

画像を選んだり加工したりする時
あらためて目にとまる被写体は
撮影の時に気がつかなかったことを
教えてくれることがある。

今書いている記事の写真を整理していたら
素敵なパン籠があった。籠とは言わないかもしれない。
焼きたてのパンの温度や湿度に最適な感じがする、いれもの。

|

June 29, 2005

食の記憶とメッセージ

ここのところ、リアルタイムで進行していることを
発信用に書く時間があまりないからか、
思い出話ばかり書いていて、センチメンタルなお婆さんのようだ。

でも、料理を作る時、味わう時、初めて出合う時も
わたしたちは自分の記憶の味をものさしにすることは確かだと思う。



感想メッセージにお返事を。

◇アーティザンさん

お休みの日の読書の話。いいですね。
読書がうたたねになって、キッチンからいい匂いがしてくるのって!
いつも素敵なお話をありがとうございます。

◇ladymarieさん

ちょっと調べてみました。好きなものの名前は覚えておこうと思います。
日本語で無花果(いちじく イチジク フィグ フィッグ)は
英語でfig、フランス語でfigue、スペイン語でhigo、
ドイツ語でfeige、イタリア語でfico

パリのイチジクの砂糖漬け、どんなふうにサーヴされますか。

◇KAZUKOさん

梅酒、蜂蜜煮、砂糖抜き梅サワー、梅味噌、梅醤油・・・
KAZUKOさんは梅のお料理、たくさんされるのですね。
わたしもあの香りがすきです。
毒があると知っていながら、齧ってしまいたくなります。
蜜煮は毎年つくります。 夏負けしないような気がして。

◇はるるさん

老女は一人暮らしなのです。
幼かった頃、お祖母さんの焼いたパン、
母になって子供達と焼いたパンを追想しながら
同じやりかたで、パンを久しぶりに焼く話でした。

◇パンダちゃん

庭の無花果の木の思い出はお金で買うことができない宝物ですね。

◇ちょこたるるーとさん

すこし一段落されたでしょうか。おつかれさまです。
イングリッシュマフィンは毎日食べても飽きないかもしれません。

◇かわむらさん

バビントンティールームのテーブルと椅子の心地悪さ、
でもそれが個性だったような気がします。
ラプサンスーチョンにひっくり返りそうになった人も多かったことでしょう。
そしてレモンビスケット!
レモンラスクから連想されましたか。
大きくて美味しいビスケットでしたね。

◇ちはやさん

初めまして。ありがとうございます。
バビントンティールームはちはやさんの東京の学生時代の思い出なのですね。
そう、美味しいものは少しずつ形を変えたりしながらも、続いていくのだと思います。
そういうものが広く長く続いていくために、美味しいところ、素敵なところ、
書きとめていきたいと思います。

◇ゆきさん

いちじくは、いろいろな使い方ができそうです。
わたしは冬にはアップルフィグシナモンです。

◇さくらさん

ドーナツの穴を食べる話、わたしも聞いた(読んだ?)ことがあります。面白い。
わたしの思い出のドーナツは、コロコロした穴の部分も、輪と同じ数だけできていました。


皆さま、ありがとうございました。

|

June 28, 2005

ドーナツの思い出

カウンターのドーナツの模様がかわいい、ドーナツプラント。
スカートの模様もなんとなく合ってしまった。

この店のベーカリードーナツのレシピを最初に考えたのは
いまのオーナーのお祖父さんだそうだ。
そういうストーリーを知るのは楽しい。

子供の頃、よくドーナツをつくってもらった。
型抜きは、シェイカーの大きい蓋と小さい蓋。
小さい蓋でまんなかの穴を開けた。
わたしと妹は、出来上がったドーナツにお砂糖をまぶす係。

今から20年近くも昔に行ったNYのドーナツ屋は
ドーナツプラントと違って、なんでもない朝食屋で
店員も無愛想で、モノクロでしか思い出せないのだけれど
毎朝そこのカウンターに座った。
ファッションでもなんでもない、生活に根ざした感じ、
その店の朝の雰囲気が好きだった。

ドーナツには楽しい記憶がいくつかある。

|

June 27, 2005

小麦の原種を使った欧州のパンの講習会

ドイツ産のディンケル小麦(英名:スペルト小麦)を使った製パン講習会。
今年は日本におけるドイツ年で、ドイツパンに注目の集まる中、その製造方法や食べ方について詳しいパン職人はまだ少なく、それを広めるために機械や材料のメーカーがスポンサーになって無料で行われた講習会だった。
講師はベケライ・ダンケの杉山さん。
本格的で美味しいドイツパンを売る店の職人が講師を務めるとあって、満席。

ディンケル小麦はヨーロッパ原産の古代小麦で、ビタミンやミネラルを多く含み、アレルギーも出にくいとされて欧州でも見直されている小麦で、ドイツ産のものは柄木田製粉が販売元。

お伝えしたいこと・・・杉山さんのメッセージをいくつか、美味しいドイツパンをとりまくモノたち、人たちのこと、ライ麦や粉についての豆知識、業界の動き・・・いろいろあるのですが、それをどう書こうか今、考えています。

今日の写真は、最初のがディンケルの全粒粉とライ麦のシュロット。
全粒粉というのは、別名グラハム、フォルコンと呼ばれるもので、胚芽も全部入れて挽いた粉。シュロットというのは、胚芽部分を除いて砕いた粉。
こういう素材は、パンのトッピングにも使えるというお話でした。

次の写真は、パンを焼く前にナイフで切れ目を入れているところ。
この後、窯に入ります。これはわたしが息をのむ、一番好きな瞬間。
この時点で、パンが美味しくできるかどうかほとんど決まっているように思うのです。
そこまでの長い道のりに感激するというか、安心するというか・・・。

今日はパンニュース社の西川さんをはじめとするプレスの方々、顔なじみのパン職人さんたちに混じって、受講することができました。
粉も機械も職人も、同業者の横のつながりを感じた日でした。

ほんとうのドイツパン、それを作るための素材と機械と職人技術、そこに携わる人たち。
外来の伝統あるパンが広まり、本質的に根付いていくためには、その活動を広める人も必要です。
わたしもその小さなきっかけをここで発信していきたいと思います。


今日のピックアップ: ベケライ・ダンケ

|

June 26, 2005

夏の夕暮れのサンドウィッチ

渋谷の某ビルの屋上テラス、自然光の中で、サンドウィッチなどの撮影。
いま携わっているカフェのメニュー。

曇りなのでスローテンポにだけれど
日が確実に傾いていくのがわかり、僅かな影にも慎重になる。

学生時代にアルバイトしていた広告代理店のことを思い出す。
食べものの撮影現場の、緊張しているけれど楽しい空気。

何年も経っていても、役に立っていることはたくさんある。
サンドウィッチはもちろん、食のシーンもずいぶん変わった。
あの時大変だったこと、楽しかったことが蘇ってきた。

|

June 25, 2005

休日。

以前記事にした、コム・シノワの西川シェフのある休日の話を
夜遅くなって唐突に思い出して、読み返しました。

シェフの休日とわたしの休日は違うけれども
疲れたら休むのはとても大切なこと。
最近忙し過ぎていたので、それを実感しました。

写真は有機スペルト小麦を使ったパン・ド・ミッシュfrom ameen's oven。
そういえば今週末は、スペルト小麦について取材する予定です。

今日のピックアップ: 試合のような毎日。発想のための休日。

|

June 24, 2005

イングリッシュマフィンはフォークで

前にも書いたかもしれないけれど
イングリッシュマフィンは、フォークで刺して割るほうが
トーストしたとき、ざくざくの表面が断然美味しい。

先日のアメリカンベーキングセミナー
ロバート・ジョリン氏もナイフでスライスしたものと
比べて説明されていた。

結構、皆、知らなかったりするのだろうか。

面白いことを聞いた。
アメリカにおけるイングリッシュマフィンの普及は
マクドナルドのおかげだそうだ。

日本におけるイングリッシュマフィンの普及は
パスコだろうか。

わたしはかつて新宿の伊勢丹にあった
バビントンティールームのがとても好きだった。

それを再現しようとして、違うものができたのが
チクテのイングリッシュマフィンだという。
確かに全然違う。でも
それもまた抜群に美味しいマフィン。

マフィンをフォークで刺してはがすのは
心愉しい作業だと思う。

今日のピックアップ: アメリカンベーキングセミナー

|

June 23, 2005

キャンドルナイト

夏至の夜。薄曇り。
慌しい一日でした。

今日はパン屋さんにとくべつなパンを頼みました。

仕込みがすんだパンたちは今頃
やさしい湿度のある部屋で
ひっそりと息をしていることでしょう。 

いろいろなことを想いながら
1時間ほどキャンドルの灯りで過ごしました。

さて、今からメールマガジンを書きます。

今日のピックアップ: 100万人のキャンドルナイト

|

June 21, 2005

無花果*イチジク*フィグ*フィッグ

カタカナの言葉の表記はむずかしい。
ちょうど書き終えた記事の中の
イチジクのパンの名前は「フィッグ」と書く。
そのイチジクを作った会社がそう記しているから。
「フィッグ」もなんだかかわいい響き。

ところで、無花果という漢字は、
花を咲かせない果実を意味するとは思っていたけれど
特にそれについて考えたことはなかった。
でも無花果は花が咲くのだそうです。
果実の内側で。

今日のピックアップ: VALLEY FIG GROWERS

|

June 20, 2005

Livre

老女が最後のパンを焼く話を読んだ。

本を積み上げて読んでいて、
その中のひとつの話。

いつのまにか夕方で、どうしようもなくせつなくなった。

でも、
これが最後になるだろうと思って何かできるのは
いいことではないか、と思う。

|

June 19, 2005

日記の感想

日記に、たくさんの感想メッセージをいただきました。
どうもありがとうございます。

多かったのは夢についての話でした。
励ましてくれる人、自分の夢について語ってくれる人。

わたしはいつも、無数の夢を見ているかもしれません。


それから、ベーグルを愉しむカフェ
やはりとても人気の様子。
この日記でも以前から登場していたことがあったのを、ご存知でしたか。

それではメッセージにお返事を。

◇さくらさん

大切に作られた食べものは、伝わりますね。
感謝の気持を持って、大事にいただきたくなります。

◇三日月さん

地元農家との共存共栄、とても興味あるところです。
また教えてください。

◇つじもとさん

レモンマーマレードにレモンパン、美味しそうなお話、ありがとうございました。

◇miniraさん

夢を見ること、願うこと、やってみること、信じること。
とても励まされました。
別件、あらためてご連絡しますね。

◇ちょこたるるーとさん

自分に対しておつかれさま、と声をかけることも必要だと思います。
時には、お好きなものでも召し上がって、心も体もゆっくり休めてくださいね。

◇Urchinさん

インド系のお友達に教わったナン、とても美味しそうです。
ナンはみんなで楽しく食べたいものかもしれませんね。

◇Hijiriさん

ぶどうパンはラスクのために焼かれたのですね。
お子さんたちは喜ばれたことでしょう。

◇お馴染みの職人さん

先日は、ありがとうございました。おかげさまで楽しさが増しました。
パンをレストランの厨房という、いつもと別の角度から捉えたことで
これから先、何か新鮮な、いい変化があるかもしれませんね。
わたしにとっても興味深い、貴重な一日でした。
また、お会いしましょう。

どうもありがとうございました。

|

昨日のランチタイム、素晴らしい味の記憶

筆舌に尽くしがたい

と書いたまま、さまざまな想いが浮かんできて、本当に文章にも言葉にもできなくなってしまって困っていました。

昨日の昼食にはさまざまな気づきがあり、パン以外にも、大切なことを教わりました。

レストランと学校のコラボレート。
受講生とスタッフのためにつくられた昼食は、ほんとうに素晴らしかった。
上質な普段着の顔をして、母が作るような安心な温かさを持って。

そういうことを外食産業でビジネスにするということが、どれほど大変な世の中だろう、と思います。
でも、挑戦すべき、素敵なこと。

個々のピッチャーに用意されたのは野菜の凝縮したスープ。
黒豚のグリルとジャガイモのグラタンは究極にシンプルな味。
そしてショコラのデザート。エスプレッソ。

化粧も厚着もしない、うつくしい食べものたちに感謝し、食材から素をひき出して凝縮させ、一番いい形に再構築するような料理人の技に心を動かされる経験。

こうした経験、楽しい味の記憶を持つことは、食をクリエイトしていく人たちにとって、ほんとうに素晴らしい財産になると思います。

|

June 17, 2005

Les pains de restaurant レストランで作るパン

ADF+TSUJIで、パンのワークショップを受講し
アラン・デュカスのレストランオリジナルのパンができるまでと
見せ方、食べ方までを体感。

前回のプレスのためのものと違ってプロ向けの実際のフォルマシオン、
しかもパンだから、どんな方がどんな目的で参加されるのかも興味のあるところ。
受講者はわたしを含めて5名。
(嬉しいことにお馴染みの職人さんの顔もあった)

朝9時、シェフのセバスチャン・セルヴォー先生を囲んでの朝食からスタートした一日は
今まで経験したことのないような楽しさだった。

ランチタイムはスタッフも含めて皆で一緒に昼食をとりながら話し、
後半はジュリヤール先生によるパンのコーディネート、愉しみ方のお話など・・・

今日はパンの写真は載せないでおきます。
このうずまきパン(4.6)も、作りました。
記事をしっかり書こうと思います。

写真はセルヴォー先生に修了証書をいただいているところ。

|

June 16, 2005

新しい工房から

ヘーゼルナッツとデーツ、はしばみとなつめの黒パンは
ameen's ovenの新しい窯から届いた。

濃厚で南国的な甘さのデーツは
なんとなく、夏が似合う。

ヘーゼルナッツは洋菓子の香り。
バターを塗るとライ麦パンなのにフルーツケーキの質感になり
熱くて濃い紅茶にとても合う。

今日のピックアップ: ameen's oven

|

June 15, 2005

雨の日のレモンラスク

新しい記事を書きました。
心愉しく過ごす雨の日のためのレシピ。

♪ I'm singin' in the rain・・・

今日のピックアップ: 雨の日のレモンラスク

|

June 14, 2005

焼きたての熱々?

黒胡麻の入った小さな食パンは
先日雑穀の話をするので、試しに買ってみたもの。

焼くとサクッとしてほのあまい。
アボカドとびんながまぐろのオイル漬で
サンドウィッチをつくる。

ツナ缶という言葉が似合わないツナなので
敬意を表して「びんながまぐろのオイル漬」と書いてみました。
チクテカフェのような、美味しいニース風サラダもできそう。

*ところで、日記のアクセスが非常に多いのは、
昨日「焼きたての熱々」と書いたからでしょうか。
それともどこかでご紹介いただいたでしょうか・・・?
ご存知の方は教えてください。

|

June 13, 2005

焼きたての熱々

夏日。カレーを食べに行った。
タンドールでナンを焼くところが見えた。

指をヤケドしそうなくらいに熱々のナン。
熱々で食べて美味しいパンのひとつ。

|

June 12, 2005

そしてまた夢を見る

最近関わっている仕事のひとつで
夢見ていたことが、ただの夢であったと思い知った。

最初からわかっていたことなのに、どうしても挑戦したかった。
その実現のために頼ろうとした人からさまざまなことを教わる。
こういう方法もあるよと提案してもらって、胸が一杯になる。

これからの新しい展開へ向けて、
自分のすべきことについて冷静に考える。

そしてまたわたしは今日から夢を見始めるのかもしれない。

|

パンがカフェのテーブルに載るまで

ベーカリーの併設されていないカフェで
パン職人不在の厨房から
美味しいパンが出てきたら
その秘密を知りたいと思わずにいられない。

今日はあるシェフに珍しいものを試食させていただいた。
彼は今、フランス(AOC)のバターとベルギーのバターで
美味しいクロワッサンを試作中。
写真はフランスのもので色と味が濃く、微かな塩味さえ感じる。
ベルギーのものはまろやかな風味。
どちらもすばらしいパン職人の味。

|

June 11, 2005

夜の屋上で美味しいワイン

笄櫻泉堂という、不思議な倉庫のような店は、
入り口が不明でしばらく戸惑う。
中に入ると地下に続く階段があって、
途中に鰐の顔をした恐い魚がいる(江幡社長談)プールがある。
ほんとうかどうか覗いてみるけれど魚はついに顔を見せてはくれなかった。

池よりさらに降りたお洒落なスペースで、先月末にOPENしたスタイルストア
オープニング記念パーティがあった。
こういう建築物を見ていると、なんとなく勤めていた頃を思い出す。

その後、黒田さん(キッチン)と江沢さん(雑貨)と
土橋さん(ステーショナリー)でcassinaのあるビルの屋上で
おつかれさま会。ここにもプールがあった。
夜風が気持いい季節。
黒田さんの選んでくださった美味しいワインと
軽いライ麦パンのニース風サンドやチーズやドライフルーツなど
楽しくいただきました。

そういえば先日もオープンエアの席でずっとワインをのんでいました。
青空の下のごはんとおなじように、夜空の下のワインもほんとうに美味しい・・・。



今日のピックアップ: STYLE STORE

|

June 10, 2005

魅力コレクション

恵比寿の編集スタジオで座談会。

アンデルセンの総合企画室長の蔦原さん、
ユーハイムの志賀さん、
食(ダイエット)デザイナーズの平野さんと
予定時間を大幅に超えての対談となりました。

これを文章におこすライターの方は
どんなに大変な(そして面白い)仕事になるかと思います。

これは日本製粉でパン屋さん向けに出している情報誌
「ウェルカム」の5周年企画特集号に掲載される予定です。

パン屋さんだけにでなく、一般消費者の方々にも
お伝えしたいような多くのことが語られたので、
ここでも何か伝えられないかと考えています。

仕事を愉しむひとと話をしてキャッチした「何かいいもの」
魅力を言の葉にかえて保存するのが好きです。
コレクションは日々増えていきます。

今日の写真は昨日メゾンカイザーで買ったチャバタ。
薄くスライスしてカリっと焼くと、それだけで美味しい。



今日のピックアップ: 自家製セミドライトマトを使ったクロックムッシュも。

|

June 09, 2005

アメリカンベーキングセミナー

日清製粉でアメリカンベーキングセミナー。
1999年のクープデュモンドで優勝した時のアメリカのチームにヴィエノワズリの担当で在籍していたスイス出身のシェフ、ロバート・ジョリン氏を講師に、12種類のパンと焼き菓子が紹介された。

写真はウォルナッツのコーヒーケーキ、Laminated Walnuts Loaves(コーヒーケーキというのはコーヒーに合うアイテムのこと)。
そのほか、シナモンアップルケーキなども、アメリカのママの味のような素朴さとヨーロッパのペストリーシェフのセンスから来る繊細なテイストが両方そなわっていて、とても美味しかった。

「美味しかった。」
パン職人でないわたしに、それは何より大事なのかもしれない。

めずらしいところでは、カレーパン。
コリアンダーやグリーンチリ、コエンドロの葉、タマリンドなどを使い、ジャガイモを主体とした白いカレーの焼きカレーパン。

成形や生地の重ね方も興味深かった。
フィグ入りのイングリッシュマフィンは、型で抜いてから焼くのを見て、わたしは自分では型に入れて焼くので、そういう作り方もあると知った。

アメリカンベーキングセミナーの会場は満席で、明日も東京、続いて
名古屋など他の地域でもいくつか予定されている。

これは記事にする予定です。

|

これからの日本のパンについて

今度某誌の企画で座談会をすることになっていて、その打合せ。

異なるタイプの人気店で日々パンを創りだしているふたりのシェフ、
食と人に関わる仕事をしている管理栄養士、そしてわたし。
主催は日本製粉。
打合せとはいえ今日も座談会のようになり、
これからの日本のパンについてさまざまな角度から興味深い話が飛びかった。

少子高齢化の時代にあって、食の市場が縮小していくことに
業界としてどう対応するかということよりも、
介護を必要としないひとが増えるように願って
食の大切さをパンの観点からも、素材レヴェルで考えたり
ひとりひとりのできることについて話し合ったり・・・

すべては美味しいパンのために。

写真はアンデルセンのひろしまサワーブレッド。
こうばしいクラスト、さわやかなクラム。

|

June 07, 2005

ゴボウチップス

最近気に入ってよくつくるのは、ゴボウチップス。
ゴボウの空揚げのようなもの。
いろいろな料理の付け合せにしていて、
仕事先でもまた提案中。

精進料理にも工夫して使われるゴボウは
深い旨味を持った野菜だと思います。

今週はスケジュールを見る限り
忙しい国に旅行に行っている感じになりそう。
来週の日曜は遠く、近く・・・

ゴボウチップスは撮り忘れたので
今日はいただきもののさくらんぼの写真を。

|

June 06, 2005

初夏の収穫、深夜の蜜煮

6月初めの楽しみは梅もぎ。
今年はみごとな梅がとれた。

農家の方のおかげで、
日々、犬たちと歩く道で緑に心癒され
庭も畑も持たず、自分で育てることもしないのに
一番楽しい収穫の瞬間を分けていただき
ありがたい、ゆたかな気持になる。

今日収穫した3キロほどの青梅は
梅酒をいただかない我が家では蜜煮になる。

某ブーランジュリーで譲っていただいた
素晴らしい大きさのルクルーゼが活躍してくれて
深夜にはふっくらとした蜜煮となって
1ダースのジャム瓶におさまった。

蜜煮は、でも、簡単ではないから
煮崩れたところはジャムになり
夏の朝のトーストの上でルバーブのような
甘酸っぱさを愉しませてくれることになります。

|

June 05, 2005

70%ブラッドオレンジマーマレード

オーストリアの老舗ダルボ社の果肉70%のジャムは
ブラッドオレンジ、アセロラ、ブラックエルダーベリーのミックス。

ジャム売場で珍しいものに出合い
味を想像したり、それに合うパンを考えたりして
過ごす時間も結構好きです。

濃いルビー色で夏の味がするジャムは
紅茶とイギリスパンの薄切りトーストと。
木苺も買ってあるので楽しみ。


今日のピックアップ: 美味しいお菓子みたいなジャムの店を思い出しました。

|

June 04, 2005

名もない一皿

打合せの後に、サンドウィッチを食べに行った。

家でつくるサンドウィッチと、外で買う(売る)サンドウィッチ。
売るための仕組みのなかで、何かが省かれたかわりに
何かが加えられ、そういうふうにして
美味しさが減っていってしまうのならもったいないことだ。

食べものは、食後に感謝できるものでなくては。

Easy to say, Hard to doなこと。
いま、挑戦する価値あり、と思うことがいくつかある。

家のごはんの、名もない一皿のように
本質的に美味しいものを、外でも簡単に食べられたらいいのに。

一日中、とりとめもなく考えていた。

|

June 02, 2005

教えてくれるところはたくさんある

先日買ったワインがとてもおいしかった。
初めて行った駅前の店でしばらく時間を過ごして
思い切って買ったもの。

わたしはワインに詳しくないので、
パンに詳しくない人が「天然酵母のパン」ってよさそう、
と思うみたいに「ヴァンナチュール」ってよさそう、と
眺めていたのだけれども、それはその店のひとが
現地(フランス)に赴いて作らせているオリジナルなのだそう。

ワインも、チーズも、もちろんパンも、
知りたいことはお店の人に聞けばいいんだと思う。
上手に選ぶことができるから。
そのうち自分で組合わせを考える愉しみも生まれてくるはず。

そのワインに合わせたのは、フロマージュダフィノワ。
パヴェダフィノワとの違いはかたちだけなのかどうか
よくわからないけれど、好きなチーズ。

パンならいかようにも表現できるのに
ワインの表現はまだ上手くできそうにないので、お許しを。

|

June 01, 2005

メッセージに感謝をこめて

感想メッセージをいつもありがとうございます。
本当にたくさんいただいてしまいました。
今日はお返事だけで失礼します。

◇ユウキさん

コン・フォーコ、いかがでしたか。
ちょうどコン・フォーコの中川シェフから近況をお知らせいただいたところでした。
毎日のように完売なのですって!わたしも行きたいです。

◇パンダちゃん

「懐かしさを覚える外観」と思われたのはあかりの色でしょうか。
小さなところで、アンティーク仕上げなども施してあります。
コン・フォーコ詳細

◇fujiさん

インターネットを活用しての美味しいもの体験、何よりです。

◇かおりさん

東京での3日間はどんなふうでしたか。
Dans Dix ans、独特の雰囲気だったでしょう。

◇N&Nさん

「空に近い週末」見てくださってありがとうございます。
炎天下でセミドライになろうとも、
美味しいものがあれば、いつでもあんな笑顔です。

◇紀子さん

ラ・セゾンでは美味しいものがたくさん見つかったでしょう。
白いTシャツのようなパンも。

◇bulaさん

まさに、ここでお会いしていたようですよ!

◇野の花さん

職人個人の創作に人々が魅かれる時代。
共感していただいてありがとうございます。
野の花さんが石窯で焼かれるパンに想いを馳せました。

◇さくらさん

パンの短歌、詠まれるのですね。
美味しいパンがあれば、しあわせという気持は
季節を問わず、ずっとテーマとしていけそうですね。

スタイルストア、ゆっくりお楽しみください。ありがとうございます。

◇アーティザンさん

マグロとアボカドのタルタル、わたしも時々つくります。
茄子は「貧乏人のキャビア」という料理がありましたね。
アーティザンさんの彼のお料理、素敵です。

◇ねちさん

ひとりごはんは、料理研究もできたりして
それはそれでいいものだと思います。
レシピはお好みでアレンジして楽しんでくださいね。

◇かわむらさん

印象がちがってしまいました?
とんかつもラーメンもいただきますよ。

◇はるるさん

ラ・セゾンのバゲットが焼けるまでの50分、公園散歩。
素敵ですね!おなかもちょうどよくすきそうです。

◇しなもんさん

気持いいお天気ですね。
朝から美味しいものをたくさん受信していただけたようで
うれしいです。

皆さま、ありがとうございました。

今日のピックアップ: 新しい記事をUPしました

|

« May 2005 | Main | July 2005 »