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July 2004

July 31, 2004

パン屋さんからの朝食の提案

日記やメールマガジン、そして記事に書いたことに
パン屋さんからもメッセージをいただくことがある。

たとえばZOPFからは、パン屋の上にあるカフェ、Ruheplatz ZOPF(ルーエプラッツツォップ)の朝食の話。

『朝食のフルコース』なる、場所と雰囲気と時間を含めたゆとりの朝ごはんは
そのヴォリュームと温かい感じが、カナダの山のホテルを思わせる。
いいなぁ・・・
車を飛ばして、行きたくなってしまった。

それからアンデルセンからは、暑い日に冷やして食べられる、
『ソレイユ』というブリオッシュのようなパンの話。

先日のイタリアのお土産、ペックのパンや
昨日の日記に書いたパン・ドーロに、それは似ているのかもしれない。
口の中ですっと溶けるやさしいパンは、食欲のなくなる暑い朝に良いと思う。

写真はそういうパンでちょっと自分を甘やかす日の、デザートみたいな朝食。
これに起き抜けの野菜ジュース、熱くてストレートなコーヒーか紅茶、
そして果物がすこしあれば、完璧。

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やさしいたまご色のパン

たまごの色を感じるトラン・ブルーのPan doro(黄金のパン)は
イタリアのベローナのパン菓子。パネットーネのようだけれど、酵母は
パネットーネ種ではなくて、葡萄などから起こした自家製酵母なのだそう。

高山の友人の家で、子供たちと粉砂糖をかけたところを急いで撮った。
すぐに切り分けて、そしてみんな、お皿もフォークもなしで、
指でつまんで、おいしいね!と言いながら食べた。

ついこの間のことなのに、もうすでに遠い夏休みの記憶みたいだ。

トラン・ブルーには美味しいパンがたくさんあった。
ひとつひとつ思い出しながら、今日はそれについて書き始めた。

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July 29, 2004

生姜糖トーストのクリーム添え

先日記事で紹介した朝ごはんの中で、
フロマージュブラン風のヨーグルトクリームが人気の様子。

早速作ってみて美味しかった!という嬉しいメッセージを
いくつかいただきました。

Yちゃん、某誌Yさん、どうもありがとうございます。
生姜のシュガートーストもおすすめです。


今日のピックアップ: フロマージュ風クリームとシュガートーストの朝食

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落ち込んだ時には・・・対処法と幸福論

昨晩は夫がパンを(デイジイとアンジェリックべべで)買ってきていたので
メニューを少し変更して、夏野菜のカレーをスープボウルに入れて
2種類のバゲットと共に美味しい夕食にした。



感想メッセージをいただいています。

◇Cooさん

小さいけれど、確かな、幸せ。これを「小確幸」と呼んだのは村上春樹氏だそうですね。
ショウカッコウ、と読むのでしょうか。かわいらしい響きです。
唐突ですが、「ついてないなぁ・・」と思う時ってありますか、美穂子さん。
小さなつまづきや、大きな落ち込みが、連鎖するように続く日々。
もしそういうことが美穂子さんにもあるとしたら、どうやって乗り越えていますか。


ありますよ。わたしにも、ついていない時、落ち込む時。
どうやって乗り越えるか?
少しでもチカラがあれば、とことん原因を追求してクリアにします。

Cooさんの書かれていた「そういうどん底のときこそ、いつもより人にやさしく、
ニコニコと接してごらん、と昔誰かが言っていた記憶があります。」という方法もひとつです。

白州正子さんも同じようなことを書かれていました。その続きに

「悲しみは可愛がれば雪だるまのようにいくらでも大きくなっていく。
よく見る風景であるが、わたしにはどうしてもかみしめ、味わい、楽しんでいるようにしか見えない。くよくよする人、愚痴っぽい人、多くの場合、彼らは単なる「なまけもの」なのだ。」


とあって、厳しいけれど確かなことだと思いました。
白州さんの本を読んで、時々反省しています。

オノ・ヨーコさんは以前、こんなメッセージを流されていました。

心躍ることを毎日ひとつ行おう
気が滅入って心躍らない日は
他の人の心を躍らせることを考えよう。
毎日続けると世界が変わる。


どんな状況にあっても、そんなふうに日々過ごしていけたら素敵、と思います。
大変な毎日です!

◇しなもんさん

ご旅行はいかがでしたか。トラン・ブルーの記事、楽しみにしていてください。

◇tyoroさん

幸せな朝食、ありがとうございます。

先日実家に帰ったとき、近くの池のほとりで朝食をとりました。
そこは六甲山内にあり、朝早く(といっても8時半ですが)から皆さん思い思いに時間を過ごされていました。犬の散歩をする人、同じように朝食をとる人。そういう人々を見ながら、食べた朝食は格別でした。家族に感謝です。


気持良さそうですね!日常のような非日常のような。
でも、やはり一番は食べものや環境よりも、人なのかも。
感謝する気持の量がそのまま幸せの量なのかもしれません。

◇Emiさん

朝市も行って来ました。楽しいですね。
わたしも飛騨高山は2度目でしたが、あの町の雰囲気がとても好きです。

◇CAVAさん

どうもありがとうございます。わたしのカメラはPENTAXのOptioの古いものです。
オークションの内容は、もうじき記事で詳細にお伝えできると思いますので、
もう少々お待ちくださいね。どうぞ、お楽しみに。

皆さま、どうもありがとうございました。

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July 28, 2004

料理撮影と気づきの一日。

プロの写真家に料理撮影の指導を受けた。
知らなかったこと、気がついたことがたくさんあった。

プロの写真家はそれがどんな料理であれ
構図と光を操り、見事に美味しそうな写真を仕立て上げる。
トテモスキナンダというような写真を。 
そんなマジックをわたしはまだうまく使えない。

構図ひとつとっても、自ら撮ろうと思ったものでないと
こんなにも途方にくれるものかと思った。
そうやって我ばかり前に出てしまうけれども、
標準の型を踏襲し、基本を押さえることが必要な時だと思う。

勉強は始まったばかりです。

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July 27, 2004

飛騨高山の家族の食卓

昨晩は数年前に高山に移住した友人宅に宿泊。

高山は朝晩だけ涼しい。
夕方から庭でバーベキューを始めて
庭で採れたトマトや、飛騨牛や
タレに漬けたケイチャンという鶏肉、
友人が渓流で釣った岩魚など食べながら
遅くまで夜空の下で気持ちよくワインを飲んで
コウモリが飛んでいくのを見たり
夜鷹の声を聴いたり。
夏休みみたいな一日を過ごした。

朝はみんなでテーブルについて、
トランブルーのパンや採れたてのトマトなど
お喋りしながらにぎやかにいただく。
食べている時、ああ、これもとびきり幸せな朝食!
というような感じに包まれた。

友人の子供達に、トランブルーのパンを描いてもらった。
子供の絵がわたしは大好きだ。

高山の古い町を歩いてお菓子や味噌を買って
お昼とカキ氷を食べて、トランブルーに寄って東京へ。

帰りはなんと、山の雨が降ったり雷が鳴ったりする中
8時間運転する羽目に・・・。
All About の記事のための取材以外の仕事はなく、
すべて自腹なのと、夏休みの感じを味わったので
出張というより旅。
それはとても贅沢な時間だった。

◇メッセージを下さったT.Sさん(高山の友人)へ

ここにメッセージを下さるとは、ちょっと照れますね。
楽しいひとときをどうもありがとうございました。
本当に久しぶりでしたが、ブランクを飛び越えてすぐ、
昔の続きになるのが嬉しかったです。
Mさんとお子さま達にもよろしくお伝えください。

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July 26, 2004

日本代表のパン屋さんに行く

東京から高速で車を飛ばすこと5時間。
7.6の日記にも書いた高山のトラン・ブルーに行きました。

オーナーは来年パリで行われる製パンのワールドカップ、
Coupe du Monde de la Boulangerie
(クープ・デュ・モンド・デ・ラ・ブーランジェリー)の
日本代表選手のひとり、成瀬正さん。

個人経営で地方からの出場者が日本代表に選ばれたことは
大会初ということで、
彼は今、まさしく注目度200%のパン職人。

そんなわけで
世界中が注目するパンの晴れ舞台に立つ
成瀬さんとそのパンを、取材してきました。

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July 24, 2004

メッセージにお返事を

日記にたくさんのご感想やメッセージをいただきました。
どうもありがとうございます。

まずは「幸せな朝食」から。

◇くろこさん

会社が東京駅のそばなので、いつもお昼はポールのサンドイッチを食べながら
日記を読んで下さっているというくろこさんの幸せな朝食は、
週末に彼と食べるごはんとお味噌汁と玉子焼きなのだそう。

毎回そのメニューで、しかも卵焼きはよく失敗するのだけれど、
彼はいつもおいしいといって食べてくれます。
最近ようやく卵焼きが上手に焼けるようになってきて、
そんなときは二人で「おいしい!」といいあいながら食べます。
なので私の幸せの朝ごはんは、彼と一緒で、
かつ上手に卵焼きが焼けた朝です。


好きなひとと「おいしい!」と言いながら食べるもの!
それが世の中で一番おいしい食べものかもしれません。

◇half moonさん

朝食の思い出、ありがとうございました。
誰かと一緒に食べたことは、後から考えると
食べものよりもその時間が大切だったな、と思いますね。

◇noaさん

毎日の幸せ朝食はその時々の美味しいパンとインスタントだけど出来立てのカフェオレ、
ヨーグルトにフルーツ。パンはちょうどよくかりっと焼きたて、あったかい状態で食べたいので
いつも彼が席に着く頃を見計らって、トースターとにらめっこです。
特別な幸せの朝食大好きな南国のホテルや海外のカフェでの朝食。
川沿いのオープンカフェでのBUFFET、日本にはないような大きくて、
トップはカリカリのマフィンや、シリアル達、薄くて香ばしい食パンに手作りのジャム、
美味しいカフェオレやカプチーノ。考えただけでもすぐに行きたくなっちゃいます。


honey moonyな香りがしてきましたよ!
(勝手に言葉を作ってしまいました。)

外国の朝ごはんはどうしてあんなに印象的なのでしょう。
その印象のかけらをひとつでも、日常で再現できたらとても楽しいでしょうね。

◇ananさん

初めまして。いつも読んでいるだけだったのですが、
みなさんの素敵な朝食の話を聞いて、なんだか書き込んでみたくなりました。
私の朝食は、何年も同じ。9mmにスライスした全粒粉食パンに粒マスタードとチーズをのせてトースト。
チーズがとろけたら、前日から冷やしておいたレタスをたっぷりはさみます。
それとブラックコーヒーと酸味の強いプレーンヨーグルト。毎日食べてるのに飽きません。不思議・・・
こんな感じです。でもここでいろんなレシピを見て、そろそろ新しいものも取り入れてみようかな、
と思うこのごろです。感想というか、自分の話ですいません。これからも素敵な日記楽しみにしてます。


初めまして。ありがとうございます。
チーズも種類が決まっているのでしょうか。美味しそうですね。

「いつもの」という自分の定番は心落ち着く大切な何かですね。

その他のメッセージ。

◇ちょこたるるーとさん

オーナーとスタッフがうまく合っていて楽しく仕事している店は
その楽しさが料理にも、空間にも、ゲストの心にも伝染するのですね。

◇しなもんさん

「パンが美味しい店は料理も必ず美味しい」定説にご賛同ありがとうございます。
「が、パンの食べ過ぎてしまうこともある。」肝に銘じておきます。

◇嶋さん

Good Luck!

◇minekoさん

初めまして。メッセージをどうもありがとうございます。
各地のパン屋さんの店舗を路線検索できるようにしてほしいとのことですが
システムのことやメインテナンスを考えると残念ながら今のところ、ここでは難しいです。
でも機会があれば提案してみますね。
わたしは地図サイト、Map Fan Webや、Mapionなどを利用しています。
取材した店のINDEXのようなものは、もう少し記事が増えたら検討してみましょう。

皆さま、どうもありがとうございました。

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July 23, 2004

幸せという感覚

幸せな朝食のメッセージが届き続けている。

わたしの考える幸せな朝食を、7.2のメールマガジンの編集後記に書いているけれども、
その後も、いろいろ考える。

幸せな、という時、ひとは自分の幸せな記憶を辿るのだろうか。
それとも、憧れる未来を夢見るのだろうか。
過去はもう二度と来なくて、未来は不確かで、
だから過去と未来は好きなように、(とても素敵なようにも)感じることが可能だと思う。

今現在を思うとき、それはあたりまえだけれども、とても現実だ。
現実のなかに、小さいけれど確かな幸せがあったら、それで満ち足りる。
パンはそれを感じさせてくれるきっかけになりうる。
そんなことを思う朝。

今日のピックアップ: 元気になれる朝食のレシピ

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July 22, 2004

小さな涼しい料理

生姜焼きや照り焼きなどのしょうゆ味、
あるいは味噌味のものにマヨネーズをプラスすると
その味はパンと仲良くなる気がする。
クリームチーズも和のおかずにプラスすれば
パンとの仲を取り持ってくれる。

きゅうりと枝豆を塩や出汁に漬けて冷やしたのを
晩ごはんの箸休めによく作る。
そこには新ショウガの蜂蜜漬けものせる。

クリームチーズキューブのを入れたのは
ほんの思いつきだったけれども
これはパンにも冷酒にも、良いようです。


今日のピックアップ: 新ショウガの蜂蜜漬けで作る小さな料理

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July 21, 2004

真夏日のKIHACHI

東京は史上最高の39.5度。
ハレーションを起こしたような眩しさ!
逃げるように入ったレストランは
涼しくて気持がよかった。

KIHACHIというと、今はソフトクリームや
ケーキを思い浮かべてしまうけれども、
南青山にあったレストランのOPENした頃に
ちょっとお洒落して行ったことを思い出す。

今日いただいたアンティパストミストは珍しいものだった。
切干大根が使われていたり、
スフォルマートという茸のスフレのような玉子焼きは、
中に、パンが入っているのだった。

パルマ産プロシュート、パルミジャーノ・レッジャーノ、
ポルチーニ茸のパスタと、つめたい白ワインが美味しかった。

KIHACHIのリーフレットにあった言葉。

レストランの語源が「REST=癒し」に由来していることを
ご存知ですか。


食の本質は、美味しいかまずいか、からだに良いか心を癒せるかにつきる、というようなことが書いてあった。


今日のピックアップ: 新しい記事をUPしました。真夏に美味しいもの。

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July 20, 2004

良いパンは最高のワインに値する

届いたばかりの本を読んでいたら

「良いパンは素晴しいチーズに値し、
素晴らしいチーズは最高のワインに値する。」

というようなことが書いてあった。

それはわたしがいつも言っている
パンとレストランの関係に似ているかもしれない。

美味しいパンを出す店は料理も必ず美味しい。

そういう定説。

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July 19, 2004

幸せな朝食の続き

日記への感想メッセージのところへも「幸せな朝食」たちが届く。
いくつも、いろいろな幸せのかたち。

皆さま、どうもありがとうございます。

◇half moonさん

平日は朝6時にはdeskにいて、desk breakfastになってしまう、
それでも7時にopenするdean&delucaのコーヒーとベーグルを楽しみにしながら、
仕事のメールを処理、こんな時が一番好き、というhalf moonさんは
「週末は起きてすぐシャンパンを飲んだりします、、、すきっ腹に、、、それと
ホットサンドなんて合わせると最高!」
なのだとか。

朝早くから頑張っていらっしゃるのですね。
でも、起き抜けのシャンパンは、わたしだったら夢の世界へ戻ってしまいそうです。

こうして改めて考えると、朝食って楽しい!いろんな人の朝食を知りたいなぁと思いました。mihoko-san,いつも楽しいお話しを有難うです!これからも楽しみにしてますね!!

こちらこそありがとうございます。これからもどうぞ、よろしくお願いします。

◇抹茶さん

幸せな朝食に必要なものは忙しい朝だからこそ「ゆとりのある食卓」、
ヨーグルトにかけられる旬のジャム、苦味のあるアイスコーヒー、美味しいトーストやサラダ。1日の始まりが充実していればその後の仕事もきっと順調になるはず、という抹茶さん。

満足のいく朝食は確かに一日を幸先のいいものにしてくれそうです。

◇しなもんさん

結局毎朝主人と慌しくも一緒に摂る朝食が私にとっての『幸せな朝食』ですねぇ。健康で毎朝きちんと食べて『さぁー今日も仕事がんばるゾ。』って張り切って家を出られるという単純なことがどれだけありがたいことか・・・。(年寄りくさい??)

年寄りくさくなんてないない!結局、幸せはやはり日常にあるものなのだと思います。

ところで今年前半の私にとってのベストパンはユーハイムのショウガのチャバタです。

美味しいですよね!

ひらたさん

ひらたさんはご自身の日記に書いてくださっていました。ありがとうございます。
和も洋もどちらも正統派な感じがします。
コーヒーショップブレックファストになりがちな忙しい毎日のなかで、
やはり一番最初に想うとしたらそれかもしれませんね。

◇hiroさん

フルーツのジュース、暑い朝に良さそうですね。ありがとうございます。
ところで16日夜、表参道にはいなかったので、どうやら人違いのよう・・・。

◇Emiさん

どこのパン屋さんの休日のお話なんだろう?と思いながら拝見しました。こういう素敵な休日の朝食が、おいしい素敵なパン作りの基となってるんでしょうね。義務とか仕事、ではなく、皆が、家族がそしてご自身が幸せになるために作るパン。いいですね。

17日の日記ですね。本当に素敵なパン屋さんだと思います。

◇はるるさん

ameenのパン取り寄せたら今日届きました。
タイトな仕事の合間にまるでオアシスのような香りと味わい。。。明日の朝食が楽しみです。


幸せな朝食になったことでしょう!

◇nanriさん

ここで、ameen's oven のパンを知りました。パンって作っている人のいろんな思いが現れるんだなーって清水さんの文章を読んでから感じるようになり、普段食べているパンにも、色々思いをめぐらせるようになりました。また、楽しい、美味しいパンの話聞かせてくださいね。

どうもありがとうございます。
素敵な思いのこもったパンは、わたしにはとても興味深く、
取材し書かせていただく対象となることが多いのです。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

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July 18, 2004

あるパン屋さんの休日

素敵なメールをいただいた。

僕の幸せな朝食はやはり休みの日。

僕はパン屋なので自分の作った試作品で自信のあるやつを持ち帰り
家族に食べさせる。

昨日から一番美味しい状態で置いてあったパンを一番美味しい大きさに切り
一番美味しいようにして(トーストするとか、バターをつけるとか)食卓に出す。

どうや?と聞くと家族は好きなことを言う。
「美味しい」とも言うが、「ちょっと凝りすぎ」とか「お口に合わない」とか言う。
息子は「くるみが多すぎ」とか「この生地でフランスパンにすればいい」
とか具体的な指示をする。

皆それぞれに好きなことを言って結局かなりのパンが消費される。
それを見て僕は「なんやかんやいいながら結構食べたな・・・・。」
と思いながらちょっと幸せな気持ちになる・・・・・。


大切な人たちに、子供たちに、試食してもらって出来上がっていくパン。
世の中のパンやさんがみんな、そんなふうにパンを作っていったら、
それらはどれほど素晴らしく、幸せな味になっていくことだろう。

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July 17, 2004

メールで届いた幸せな朝食たち

ひとの朝食への思いを聞くのは楽しい。

空腹で目覚めた朝、家族で食べる朝食。
みんなが今日一日元気で過ごせますように、と願って食べるという
家族思いのやさしいお母さん。

お気に入りの食器で、時間を考えずゆっくりとる朝食。
「ホテルの朝食」はひとつの理想形かな、というホテルに勤める女性。
彼女の勤め先に泊まってみたい。

「誰かに作ってもらったり、自分でゆっくり作った朝食も素敵だけど、
意外とバタバタとして、カフェオレを入れたおおきなマグを片手に、
パンを一切れくわえて、移動する、その時に何故か、よく幸せだと思います。
鼻歌がでるぐらい、、、」
このパンはきっと、彼のパン。

「ぐ〜〜〜っすり寝て6時台に目覚め気分爽快な状態で、
1.ボサノバでもかけながらバリバリクロワッサンを食べる
2.市(いち)に行って買ってきた食材で作った和食を食べる
3.家族と一緒にモーニングに行く
もともと名古屋人なので休日の朝は家族でモーニングが基本ですから(笑)」
あんトースト?今は東京でハードに仕事している男性。

「光のきれいな夏の早朝。時間がたっぷりある休日の朝。
好きな人と二人で、今日はどこへ行こうか、ということを
相談しながら、のんびりと食べること。」
それ以上の幸せってある?と思わせてくれたromanticな男性。

皆が食べもの以外のことを書いているのが興味深い。

今日は朝食の時、夫にも「幸せな朝食」について聞いてみた。
答えは・・・内緒にしておきます。

日記の感想コーナーにも届いています。
皆さま、どうもありがとう。またご紹介します。

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July 16, 2004

シェフの朝食、写真家の朝食

ひとの食事について聞くのはなんだか楽しい。

今日は料理の撮影に立ち会ったのでシェフの朝食と、カメラマンの朝食をお聞きした。

お会いしていきなり「あなたにとって幸せな朝食とは」などとお聞きすることができないので、いつもどんな朝食を?となる。

シェフは家族のためにオムレツを作ると言い、カメラマンは、いつもシンプルなトーストで、まず最初にコーヒーを淹れると言った。

答えを聞きながら、それらはとても幸せな朝食に思えた。

今日の写真は理由があってモノクロにしてみた。

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July 15, 2004

レモンのエキストラヴァージンオリーヴオイル

朝のうちにワークアウトして、帰りに食材を買い込む。
疲れていても、疲れが取れてポジティヴな気持ちになる。
どんなに忙しくてもやっぱり必要な時間だと思う。

でも、だから今日は時間が経つのが早い。
仕事が深夜に及んでしまうかも・・・・。

最近、オリーヴとレモンを石臼で絞ったというレモン入りEXオリーヴオイルをいろいろな野菜で試すのが楽しい。
これはいただきもので、アンデルセンのHYGGEのもの。
お刺身にも合いそうです。

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July 14, 2004

男の幸せな朝食+メッセージへのお返事

「パンが主役の幸せ朝食メニュー」特集以来、幸せな朝食についていろいろなことを考える。

日記やメルマガでも「あなたにとって幸せな朝食とは?」と問いかけて、朝食の話を集めている。
これはとても幸せな作業。
そのうちメルマガかどこかに書きたいと思っています。

今は男の人からの意見が少ないので、是非お聞きしたいところですが、いかがでしょう、
よかったらメッセージをください。
もちろん、女性の方からも引き続き募集中。

こういうのが好きで幸せなんだって思うことは、言葉にしたほうが良いのです。
きっと手に入るはずだから。




たくさんのメッセージをいただいています。
どうもありがとうございます。

◇はるるさん

幸せな朝食は日曜の朝、彼と一緒においしいバケット チーズ ヨーグルト コーヒーでゆっくり食べる朝食のこと。最近ベランダで育てているバジルの様子や、たまに餌をねだりにくるねこ達のことを話題にしながらの時間ですね。

素敵ですね!
好きなひととゆっくりすること、それも幸せのキーワードだと思います。

◇hiroさん

私にとっての「幸せな朝食」。朝めざましをかけずに起きて、冷たい飲み物と好きなパン屋さんで買ったパンの朝食。もしくは、早起きして焼いたパンを家族が『美味しい』と言ってくれる朝食。

美味しいと言ってもらえると、本当に嬉しいですよね。
そして次からもっと美味しくできるようになる気がします。
冷たいのみものとはどんなものでしょう。

◇抹茶さん

パンの上に載せるもの。家では美味しいジャム・はちみつ、あるいはベーコンやハム+たっぷりの野菜なんてのが多いんですが、今日は久々に優雅なフレンチトーストです。

どんなジャムがお好きですか。
抹茶さんの朝ごはんも美味しそうです。

◇retanさん

日記読んでびっくり・・・実は私も今日(9日)偶然VIRONでランチしたのです!といっても仕事の合間だったので一人でしたが・・・惜しい〜あと一日ずれていればMIHOKOさんをお見かけできたかもしれないのに!!今日の私は外回り後でぐったりで汗だらけ!?でしたが、VIRONという非日常の中で幸せ気分に浸っておりました♪
ところで楽しい計画って何でしょう??楽しみです!


VIRONは、落ち着いた空間もさることながら、料理とパンの質がとても高いと思います。
暑くて混沌とした渋谷の街の避難所のひとつですね。
お会いできなくて残念でしたが、楽しい計画はもうじき発表できると思います。
もう少々お待ちくださいね。

◇miniraさん

7日のパンはユーハイムのものかしら?
コルナンコルンを食べたときはスパイシーな味にかなり衝撃を受けましたが、しっとりもっちりしたドイツパン、とってもおいしかった記憶があります。
VIRONの素敵な計画すっごく気になります!何だろう〜?
話はそれますが、私も同じ日とっても暑かった渋谷にいましたヨ。どこかですれ違っていたかも知れません・・。


そうです。7日のパンは講習会のものですが、ユーハイムのもの。
そういえばコルナンコルン・・・・誰もが衝撃を受けていますね。(笑)
miniraさんとわたしは、結構あちこちですれ違っている気がします。

◇みけねこさん

一昨日は、友人のリクエストでいちじくのパンを焼きました。
混ぜ込むタイミングが早かったのか、つぶれて茶色いパンに。でも、けっこう美味でした。


イチジクを混ぜ込むタイミングは遅くても分離してしまうし、難しいですね。
でも、自分の焼いたパンはやっぱりおいしいもの!そう思います。

◇なおこさん

6日と今日の記事、嬉しく読みました。地元のダンケさんが載っていたのですから!
6日の記事を見てすぐ、お店にうかがって杉山さんとお話しました。
相変わらず元気ハツラツ!でした。

2004年上半期のパンたちもみな、「いい顔」をしていますね。
いつくかいただいたものもあり本当に美味しかったです。
そして、その写真からMIHOKOさんの「好き」なあたたかい気持ちがすごく伝わってきました。
これからのいろんなパンたちとの出会いもまた楽しみですね。


どうもありがとうございます。杉山さんのパンがいつもお店で買えるなんて羨ましい。
本当に、こちらまで乗せられて元気になってしまう、いつも元気ハツラツ!な方ですね。

皆さま、どうもありがとうございました。

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July 13, 2004

2004年の美味しいパンとジャム

「美味しかったパン2004上半期」という記事を書きました。

まだまだある美味しいパンを書ききれなかったことが少し残念ではあるけれど、ピックアップするのはとても楽しかった。

書きながらいろいろなことが思い浮かぶ。
温度1℃、水分量0.5%の違いで焼き上がりに大きな差が出てしまうパンを、今日も灼熱のオーブンの前で作り続ける職人さんたちのこと、はったりのきかない世界で、誠実な仕事をする人たちのこと。

サマーアプリコットジャムも新しく公開しています。
あんずの季節は、もうすぐおしまい。

今日は夕方から内幸町でガイドミーティング。
まじめなディスカッションをたくさんしたけれど、多分足りない。
いろいろなひとがいて、可能性があって、思いがあって、足りることなんてないかもしれない。
要は、個人個人がどれだけ誠実にコミュニケートして仕事できるか、なのだと思う。

そして、それから今晩もワインを美味しくいただく。
どういうわけかこのわたしが1週間の半分以上、ワインを飲んでいる。
(でも全部仕事の延長だったり・・・・・。)

今日のピックアップ: 「美味しかったパン2004上半期」

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July 12, 2004

我が家のホットドッグたち

今朝は散歩の時間が遅れてしまって
暑いのに犬たちに申しわけなかった。

我が家の豆頬髭犬(ミニチュアシュナウザー)は基本的にドッグフードを食べる。
早食い。

パンをわけてやると、こちらを見ながら、ゆっくり味わっているように食べるのが面白い。
食べ終わるまでしっぽを振っている。

最近仕事ばかりであまり構ってあげないのを時々とても反省する。

今日はワインも飲んだしパンも食べたけれども
打合せに夢中だったので、なんとなく記述できない。
ちょっと珍しい。


今日のピックアップ: 犬に教えてもらったこと

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July 11, 2004

真夏のパネットーネ

イタリアのおみやげをいただいた。
Peckのパネットーネ、のようなパン。

クリスマスシーズンではないので
パネットーネとは違うそうだけれど
何というパンなのだろう?

たまご色のしっとりした生地にドライフルーツ入り。
洋酒が香る美味しいパン。

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July 10, 2004

イタリアチーズとワインの勉強会

パン業界の女性(主にパン職人)が集まるチーズの会に参加。
今日のテーマはイタリアで、11種類のチーズと3種類のワインをテイスティング。
もちろん、持ち寄りパンも。
(パンはたくさんあって、テーブルにブフェコーナーができてしまった。)

これだけたくさんのイタリアチーズを専門家の解説つきで一度に味わったのは初めて。
他にも今日味わった珍しいものはいろいろあって、
微発泡の赤ワインやアザミの花の蕾、ケッパーベリーなど、
今日のBread+something goodは暑い日に軽い小さな刺激を感じる食べものという感じ。

まだまだ女性が少ないこの業界で、
仕事の後でパンと愉しむ「いいもの」について
こんなふうに自主的に集まって勉強する人たちがいるというのは、
とても素敵なことだと思う。

書きたいことがたくさんあるのに、あまりにも充実していたため、
頭ではまだ消化しきれていない。
しばらく時間がかかるかもしれないけれど、記事にしてみようと思っている。

今日のピックアップ: 今日のチーズはコチラから。

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July 09, 2004

昼食ミーティング@VIRON

VIRONで昼食ミーティング。
先日のディナーもかなり素敵なひとときだったけれど、今日のデジュネも格別でした。
こうばしく焼かれた季節の新鮮な魚介と、それらの旨味が溶け出したソースでいただくバゲットレトロドールの新しい美味しさを発見したので。

あまくとろけるような桃やチョコレートのデザートを堪能していたら、打合せということを忘れそうになりました。
実際忘れていましたが、食後は真剣に仕事の打合せ、そしてバターの勉強会など。

店を出る頃は夕方にさしかかっていたのにも関わらず、外は35℃を越すほどの暑さ。
でも今日テーブルで交わされた夢見る企画案が、VIRONのおかげで実現へと動き始めたことで、渋谷駅前の暑くるしさも雑踏も何のその、ではありました。

そんなわけで素敵なことを企画中です。
もうすぐお知らせできると思いますのでどうぞ、お楽しみに。

今日のピックアップ: Boulangerie Patisserie BRASSERIE VIRON

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July 08, 2004

ライ麦パンを美味しくするもの

昨日はロッゲンフォルコンブロートとシュバルツブロートの実演もあった。

ライ麦パンを美味しくするためには、ちょっとした面白い素材を入れる。
それはフードプロセッサで砕いて焼いておいたパン粉。

ベケライ・ダンケの杉山さんもそういうパン粉(レストブロート)を使われていた。

パン粉を入れることで、生地が柔らかく、保湿性を持ち、外側も食べやすくなるという。そして、ロスの軽減もできる。

以上は作るひとのためのsomething goodなメモ。

食べるひとのためのsomething goodはドイツ的食べ方。

ドイツではバターやクリームチーズをたっぷり塗って、
その上にイチゴなどのジャムをまたたっぷりのせる、
また、エビのマヨネーズ和えのようなものが人気なのだそう。

エビといったら、グリーンランドシュリンプのオープンサンドが思い浮かぶ。

パンは薄いお皿。お皿の上には好きなもの、何かいいものをたくさん。
そんな食べ方。

わたしは7.5に書いたように杏のジャムとバターも好きだけれど、
クリームチーズを塗ってキルシュ入りのチェリージャムをのせるのも好き。
それはどこかシュバルツバルターキルシュトルテのイメージなのです。

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July 07, 2004

JPB製パン技術講習会

JPB(JAPAN PROFESSIONAL BAKERS)の技術講習会。

今日の講師のひとりはユーハイムの志賀さんで、
あの長時間発酵のバゲットのできるまでを、目の前で見ることができた。

わたしにはとても触ることができない、
やさしく扱わないと流れていってしまいそうな柔らかな生地。

「僕なりに旨いと思う味だけを追求しています。」

パンは名前によってある程度配合が決まってしまう。
個性を表現するためには、配合ではなく
酵母の量や時間を変え、工程管理を変える。

自分なりのゆるぎない価値観を持つことができるというのは
素敵なことだ。

「人と違うこと、独自の製法は、
素材や酵母について熟知した人だけが
生み出すことができるものです。」

トランブルーの成瀬さんが言っていた。
志賀さんとは長い付き合いだという彼は今日、いいものをいくつか得たのだそう。

成瀬さんは、来年パリで行われるクープデュモンドの
日本代表選手のひとりで、日本のパン職人チームは今年も世界一を、
連続優勝を狙っている。とても楽しみ。

わたしも、今日はいいものをいくつか得ることができた。

今日のような集まりでは自分がちょっと異質な立場にいることを
意識するけれども、世界最高水準の職人、ベテラン記者たちが皆、
親切に迎えてくださったのが、とてもありがたかった。

お会いできた皆さま、どうもありがとうございました。

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July 06, 2004

本格ドイツパンを食べたい時には

黒パンといったら、わたしには黒砂糖の入った食パンのことだった昔。
初めてライ麦パンを食べたのはいつだったのだろう。
おそらく紀ノ国屋のパンで作ったサンドウィッチ、きっとOliveか何かを読んで、作ってみたのだと思う。
でも、よく覚えていない。

ベケライ・ダンケの杉山さんと初めてお会いしたのは講演の時だった。
次にお会いした時は、杉山さんが講師で、わたしはレーズンのパンの実技を目の前で拝見した。

レーズンのライ麦パンはしっかりしたクラストに守られ、その中は蒸しパンのような、ジューシーなフルーツケーキのような味わい。
何もつけなくても大丈夫、バターや杏のジャムと合わせれば、本当にフルーツケーキのようだ。


今日のピックアップ: 記事をUPしました。

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July 05, 2004

POPな色を遊ぶ

気温が高いのに空気がさらさらしているので
家中の窓を開けて風を入れる。

今朝はいろいろな果物を少しずつ使って
カットしたチーズにのせてみた。
なんだか、おままごとみたいなことになってしまった。



メッセージにお返事を。

◇みけねこさん

いろいろなところを読んでくださって感想をたくさん、嬉しかったです。
どうもありがとうございます。

社交辞令ではなく、ふれあう心と心は、時々とても人間ぽくて、
泣きたくなりますね。

◇パンダちゃん

素のままの野菜、栗みたいな南瓜に塩、ほんとに美味しいですね。

◇noaさん

パワーを使い切ってしまったなーという週末、ゆっくり休まれましたか。
わたしの最近の日曜日もひたすら休日、まさに休日です。

◇Cooさん

幸せな朝食についてのコメント、ありがとうございます。

「食べる時間は各自バラバラでもいいんです。特に平日の朝は慌しいもの。
それでもひとつのテーブルにそれぞれが着くというのは、やっぱり幸せだな、と思います。」

ひとつのテーブル。本当ですね。
今、頭にひとつの家族のテーブルが思い浮かびました。


皆さま、どうもありがとうございました。

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July 04, 2004

「幸せな朝食」とは?

「幸せな朝食」という言葉にどんなことを思い浮かべますか?
と、メールマガジンやblogで聞いてみたら
早速メッセージが届き始めた。

「美味しい朝食とは」や「すてきな朝食とは」に
いつのまにかすり替えられていたりして。

美味しい、あるいは素敵という言葉と幸せな、は
きっと、同義だということだ。

美味しいと素敵は主観的なものだから、
ひとによって少しずつ違う。
幸せも、ひとによって違う。

どうもありがとうございます。

よかったら、今読んでくださっている皆さまも教えてください。
いくつかまとまったら、どこかで紹介させていただこうと思います。


今日は畑の採れたてトマトをいただいた。

最初塩だけで食べてみて、それから
よく冷やしたのにジンジャーハニーを少し。
フルーツのようだった。


今日のピックアップ: パンが主役の幸せ朝食メニュー

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綺麗な生姜

昨日、身体を冷やさないようにしようと思った。
ショウガは身体を温める。
暑さ、身体にこもっていた熱は
汗をかいたら放たれる。

ショウガの蜂蜜漬が減ってきたので、
新しいのを薄くスライスする。

そういう、どうしても必要ではないけれども
季節のもので無心に何か作っている時、
とても楽しい気分になる。

蜂蜜にたっぷりと浸かって、
美しく半透明になったショウガは
小さい瓶に取り分けた。

今度何かのジャムかコンポートを作る時に
入れてみたらどうだろう、と思いつく。

それからこれは、パンケーキにもきっと合う。

今日のピックアップ: パンケーキ、パンケーキ!

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July 03, 2004

休日

(パン屋さんや若いママたちには自慢できないけれども)
ここ1ヶ月ほど毎朝5時頃起きる。
朝はとても気持がいい。
でも、その分早く寝るわけではないのでさすがに睡眠不足。
慢性化すると、だんだん余裕がなくなってきてよくない。

「幸せな」「美味しい」「体に良い」などの形容のできる食について
毎日書いていて思う。
これだけあれば(しておけば)ダイジョブ!ということはなくて
たぶん、すべては継続的な、全体的なバランスなのだと思う。
それは栄養だけ、食だけではなくて。

そんなわけで、今日はメインテナンスな一日。
もうすこしからだの声を聴いてみようと思いました。



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July 01, 2004

ほくほくの栗かぼちゃ+メッセージ

かぼちゃをフライパンで焼く。
国産はまだ少し高価だけれど、栗のようなほっこりした味。

こういう食感の良さはそのままを感じたい。
マッシュしてスープやパンに入れてしまうのはもったいないと思う。

パンと合わせるなら、冷ましてからサワークリームなどと
ベーグルやクロワッサンに挟むと美味しい。
(熱々のところをつまみ食いするのを我慢できたら、だけれど。)



6.27の「パンに十字を切る」に感想メッセージをいただいています。
どうもありがとうございました。

◇ちょこたるるーとさん

思えば、日本のお酒や味噌・醤油を作る人も「祈り」や「畏敬の念」を持って向かっていたのではないかと思います。発酵って不思議ですものね。
自然や自身を取り巻く環境に対して、現代人は無神経かつ傲慢になっていると思います。


そうですね。
自然の食べものは、人の管理下に置かれてファクトリープロダクトとなっていく過程で、
思わぬ変容をしなければならない場合もあるようです。
昔の人より自然の脅威にさらされなくなった分、
本当の自然を知らない人も多くなっているかもしれません。

◇M&M’sさん

フランスで初めて主人の両親と夕食のテーブルを共にしたときのカルチャーショックを思い出しました。
食卓には長−い1本のバゲット。たった今村のパン屋からパパが買ってきたもので、見るからにおいしそう。パンが大好きな私は、そわそわ。
いつも日本でするようにナイフを入れて一切れ頂こうととしたとき、お母様が、「バゲットは一旦手で程よいサイズに折ってからナイフを入れるのよ。」と優しく教えてくださいました。
パンはキリストの体、いきなりナイフで刺すのは失礼、ということだそうです。何気ない食卓の1コマでパンと宗教とその国の文化の結びつきに気がつきました。
それにしても何で今まで教えてくれなかったのかと、食事の後で主人に尋ねたところ、「いつも日本ではバゲットはあなたが前もって切ってくれているではないか」とクールに返されました。
はっ!あまやかしすぎていたか!?今思い出した!
今日からもっとお手伝いしてもらいましょうかね…


興味深い(そして微笑ましい)話を、どうもありがとうございます。
食卓に村のパン屋から買ってきたばかりの長ーいバゲットが1本、
という経験はなかなかできないものですよね。
お母様の料理は、そしてパンはいかがでしたか。

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