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February 2004

February 26, 2004

野菜をたくさん食べよう


今日いろいろなパンと一緒にいただいたのは
水菜、舞茸、チキン、胡麻のサラダ。
この陽気で、生の葉野菜が美味しく感じる。
野菜をたくさん食べると元気になれる。


洋菓子の下井さん、ねこ&にゃんこさん
あたたかい嬉しいメッセージ
ありがとうございました。

☆読者の皆さまへ

All About Japanでサーバの入替えで少しの間、
日記などUPできないそうです。暫しお待ちくださいね。

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February 25, 2004

神戸のジャムトースト


フロイン堂の山食のトーストと
コムシノワの天草みかんジャム。

綺麗なオレンジ色で糖度の低いジャムは
濃いみかんの味。

これで少し気を取り直そう。

仕事は何でも(PCは特に)普段からリスクマネジメントが大切。
でもなかなか普段の忙しさにかまけてバックアップは取らない。
自分でなんとかしようとしてみたけれど、壊れたデータの復元は難しそうだ。
永久に失われてしまった。
ワンタッチですべてのバックアップを取ることができる、
そういう簡単なものがあるといいなぁ・・・などと思う。

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Operation system not found.


PC3台をLAN接続して使っているうち1台のHDDが壊れた。
こちらの仕事に支障はないけれど、図面など入っているので途方に暮れる。
どうしよう。サポートセンターに電話しなくては。

クタクタでも、パニックでも、この程度では弱音は吐けない気がする。
パン職人さんたちのあの頑張りやパニックを切り抜ける姿を見たら
このくらいしゃんとして切り抜けなくてはと強がっている自分。

でも・・・どうしようか。(笑)

そういう時・・・メッセージに励まされる。

たくさんのメッセージ、いただいています。
いつもどうもありがとうございます。



◇なおこさん

メルマガも購読してくださって、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
18日の日記のダンケ、本格的で美味しいドイツパンのお店ですね。

◇パンダちゃん

干し柿とオレンジピール入りのビスコッティ?

◇fujiさん

興味が向くほうへ進んでいきましょう。お互いに。
バースデーメッセージ、ありがとうございました。

◇綾さん

ピザ、是非またトライしてください。お好きなものを乗せて。

◇みちこさん

11日の日記のパトリスさんの「パンの学校」、参考になりましたか。課題、頑張ってください!

◇梢さん

パトリスさんのバゲットを焼かれたのですね!素敵。
そうやって皆楽しまれていることを知ったらパトリスさん、喜ぶでしょうね。

◇もみじさん

大阪パン屋さん巡り行かれたらぜひ教えてくださいね。

◇上甲英一さん

講演の時はご挨拶できず失礼しました。
わたしはパンの匂いをかいでいましたか?お声をかけてくださればよかったのに。(笑)
いつかまたお会いできますように。

◇しなもんさん

素敵ですね。わたしも神戸に住んでみたいです。
その洋菓子やさんのこと、わたしも読みました。次回はもっとゆっくり楽しみたいな。
そしてバースデーメッセージありがとうございます。
わたしからは記念日おめでとうございます☆と申し上げます。
美味しいディナーでしたか。いつまでもお幸せに。

◇みけねこさん

ひよこ豆にツナ!Good Idea!わたしもいつかやってみます。

◇Emiさん

ありがとうございます。
そういえば、Emiさんが以前おっしゃっていたイグレグ・プリュスでおいしそうなジャムを買いました。

皆さま、どうもありがとうございました。

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February 24, 2004

誕生日


のんびり過ごす普通の日曜日。
母からの電話に、産んでくれてほんとにありがとう、と言う。
誕生日はわたしには母の日。

何も予定がなかったので、夜はいつもの料理屋さんに行く。
あさりの酢味噌和えや菜の花や珍しい白身魚の空揚げや
湯葉と雲丹のごはんなど、とても美味しかった。

この週末は神様からのバースデープレゼントだった。
家族と友人と人と人の幸運な縁に感謝!

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February 23, 2004

神戸の長い一日


午前中に神戸のブランジェリーコムシノワへ。素敵ないろいろのパン達を撮影。朝ごはんと昼ごはんの合間、オネストカフェでピゼッタをいただく。

その後、Ameen's Ovenのミシマさんにお会いして加納町のカフェで取材。
いわゆる観光をしようと思っていたけれど、お話のほうが面白くて時間がなくなってしまった。
NYで自由の女神を、シンガポールでマーライオンを見忘れてしまうタイプだから。
(昨夜はそれでも道頓堀でグリコのイルミネーションを教えてもらえて良かった。)

その後岡本のフロイン堂へ予約のパンを受け取りに。フロイン堂は手でこね薪で焼く正真正銘の「手作り」パンの店。
神戸の友人が送ってくれたことがあってその美味しさは体験済みだけれど、訪ねるのは初めて。
取材ではなかったはずなのに、気がついたら古いレンガの窯の前でお話をうかがい、パンが焼きあがるところをずっと見ていたりして。

美味しいパン屋さんはたくさんあるけれど、いくつも欲張ったら丁寧な仕事にならなくなってしまうと思うので、今回は3軒のパン屋さんだけに行き、それより少しだけ多くのパン職人さんのお話をうかがった。これをきちんと書こう。

夕方はオネストカフェに戻り西川さんを取材。
今回のセミナーでご一緒させていただけたことで、どれほど勉強になったことかと思う。
この機会を与えてくださった方々、そして貴重な時間をわたしと過ごしてくださった方々に心から感謝しています。

コムシノワを出る前に、新幹線で食べるものを買おうと思ったら、西川さんが「3分待っていて」と言ってどんぐりの粉の平パン(通称「縄文シート」)でハムと春菊のサンドウィッチを作ってくださった。ピーナツのペーストが少々。これはまるで世界にひとつしかないサンドウィッチ!嬉しくて写真に撮るのを忘れてしまった。

夜遅く東京へ帰る新幹線で、体内の電池が切れたようになった。
仕事の夢や楽しみや苦しみや努力を、いくつも見て聞いて触れたこの2日間が、1週間にも10日にも思えた。
昔、同じように充実した体験をしたことがある。それは仕事とは言っていても本当の仕事ではなかった。
今は、少しずつ自分ならではの仕事になっていると思う。まだまだ小さいことだけれど・・・。

関西でキャッチしたこと、これから少しずつリリースしていきます。

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February 22, 2004

大阪の長い一日


早朝カリフォルニア・レーズンサンドイッチ&デリアイデアセミナーで大阪へ。
2月らしくない陽気といつもと違うの雑踏の中で外国に来たみたいな気持ち。(オオゲサですが。)

大阪では一昨年前くらいから是非行かなければと思っていたパン屋さんがありました。
ブランジュリ・タケウチ。
ベストパン★2003総合でもベスト10にランクイン、関西編では1位になった人気店。
最近では午前中で売り切れて一旦店を閉め、パンを焼いて午後2度目の開店をするという状態で、取材は至難の業。

祈るような気持でアポをとることができた時は嬉しかったけれど、うまくいくかどうか不安な気持を胸に、講演後タクシーを飛ばしたのでした。

結果から言うと、とても良い取材ができました。
知らない街で初対面の人に挨拶もそこそこに仕事の邪魔をし、短時間で人生論のようなものを聞き出すとは、なんと大変なことでしょう。その上しっかり食べて味わい、書きとめるのです。
そういう、頭の中がある種のパニック状態の時、大阪で今一番忙しいパン職人の竹内さんは本当に丁寧に応対してくださったのでした。

取材が終わってほっとしていると、隣に座っていた方が「取材かなにかですか。」と聞いてきたので話していると、「そうでしたか。おひとりでえらい食べはるんやな思いました。」というのでまさか、と笑ってしまいました。
(確かにテーブルの上はお皿が並んで大変なことになっていました。これは後で美味しくいただきましたが)

帰り際、竹内さんとご挨拶をしていたら、危うく涙ぐむところでした。来ることができて、お話が伺えて、本当に良かった。

講演会場へ戻り、コムシノワ西川シェフの実演の続きを拝見。東京のセミナーでは数日前突然創ったと言われていた「完結するパン」パンブリエが、大阪では完成されていました。

夜はあのCoupe du Monde de la Boulangerie(パンのワールドカップ)でグランプリを獲得した神戸屋の渡辺さん達とお食事に。
世界一のパン職人のお話を伺える機会に感謝。こうして長い夜は更けていったのでした。

☆メッセージを下さった大阪の皆さま、どうもありがとうございました。思うように上手く話せなかった部分は、また書いていきます。これからもどうぞよろしくお願いします。

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February 20, 2004

ひよこ豆のペースト


豆が好きなので、東京ではまだ冬のうちから
九州あたりのグリーンピースで豆ごはんを炊く。
その後、そら豆、枝豆と嬉しい季節が来る。

乾物の豆では和風なら金時豆と黒豆。
そして洋風なら何より好きなのがひよこ豆。

以前書いたファラフェルはまだ作ったことがないけれど
ペーストは簡単なのでよく作る。
こういう「パンの友だち」が冷蔵庫にいてくれると
お昼がとても楽しみになるのです。

今日のピックアップ: ひよこ豆のプレーンなペースト

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February 19, 2004

ドイツパン三昧


久しぶりの本格ドイツパン三昧。
窯に、自家製粉のライ麦に、店に、そして
何よりそのパンじたいに職人のドイツへの熱い想いが
込められているようなパン。

もちっとしている質実剛健なライ麦パンたちは
酸味はそれほど強く感じないし、
先日書いたフラックスシードの入っているのも
癖がなくて美味しい。
薄いスライスを、ゆっくりいただく。
ハムやチーズ、いろいろなものを載せて、少しずつ愉しむ。

いつかきっと、お店に行ってみよう。

今日のピックアップ: ベケライ・ダンケ(伊豆)

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February 18, 2004

パンのための言葉。


取材は普通の会話と同じで、意思の疎通ができて、
思いの温度が同じくらいで、時間があると、とても上手くいく。
必要とされるものを交換しあうことができるのは嬉しい、良い関係だ。
伝え、伝わるためには同じ言葉で話したいと思っている。
例えばパンのための言葉。
それをわたしは礼儀のようなものとしてもっと知っていたい。

そんなわけで、今日は某所にパンのための言葉を拾いに出かけ、
粉や素材、パンに携わる人たちの戦いと夢に触れる。
とても興味深い学びの時間。

最近、素敵な仕事ですね、と言われることが時々ある。
まだ思うようにできていないことのほうが多いけれど
真剣に楽しみたいと思っている。感謝しながら。



いただいている感想メッセージにお返事を。

◇くーさん

「春のたまごサンド」はハムと炒りたまご(スクランブルエッグ)をはさみました。
マヨネーズを切らしていたので。
みじん切りのベーコンを入れた炒りたまごにちょっとマヨネーズを合えたものも作ることがあります。
くーさんの美味しい記憶・・・お母さまの味、思い出されましたか。
たまごサンドは頬張るのがおいしそうですね。ありがとうございます。

◇うまそう!!さん

しまさん?(笑)アリガトウ。

◇fujiさん

焼きあがったモンキーブレッドにおサルが群がってくるですって?!
fujiさんのパン作り、ホント楽しそうです!(笑)

「こういうパンに関する仕事をするようになったきっかけ」は・・・
それはガイドになったことです。
3年が経って最近ではオフライン(インターネットをしない人々)からも膨大な情報が集まってきます。
それが仕事にすぐ結びつくわけではないけれど、興味のあることを続けるうち、仕事になってきました。

◇テネリフェさん

あのパン、ちょっと待っていてくださいね。今度ご紹介します。
テネリフェさんのいつも決まったパンとは、どんなパンでしょう。

◇Emiさん

どうもありがとう。地図を眺めて楽しいこと考えています。

◇しなもんさん

美味しいパンのある週末でしたね。やはり朝食は重要、同感です。
軽くあたためて食べるとバターと塩のいい香りがする田舎パンとは、なんともおいしそうですね。

◇タカハシさん

きび砂糖がお家のメインのお砂糖ですか。わたしもです。

◇noaさん

何も予定がないのでゆっくりできるかな、と思います。
noaさんはいかがでしたか。これからでしたらどうぞ楽しい一日を、そして素敵な一年を。

皆さま、どうもありがとうございました。

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February 17, 2004

きび砂糖のシュガートースト


きび砂糖はメープルシュガーのような
でもそこまで強くない香りが好きでよく使う。
最近のシュガートーストはバターときび砂糖か黒砂糖、時々+シナモン。

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February 16, 2004

ハーブやスパイス、イメージ。


小麦粉が美味しい国に住む友人から航空便で
1週間早いバースデイプレゼントが届く。
フラックスシードのハーブピローとバスソルト。
清潔な、くつろげる香り。

フラックスシード自体は香らないと思うけれどこんな使い方があったとは。

フラックスシード(亜麻の実)はパンにも最近良く使われる素材。
ちょっと癖がある。


料理のハーブやスパイスで、苦手と思っていたものが
心地良いものに変わることがある。

良いタイミングで勧められ、ハッピーな再会をすることで
味の記憶は美味しいものに書き換えられる。
惹かれるイメージを持つことによってもその変化は起こる。
人は食べるとき、そのイメージも一緒に食べるから。
頭で食べるわけではなくても。


そのしっとりとした北欧風のライ麦パンは、ナイフを入れると
(フラックスシードではないけれど)苦手なスパイスが香った。

薄くバターをのせた後で、なめらかな触感になるように
チーズをごく薄く削ってハムと共にそこにふわりと纏わせてみる。

そのまま、目を閉じて仕込まれたスパイスも味わう。
(味わってしまった!苦手だったスパイスを。)

そのパンは楽しいイメージを持っていたから
難しい顔をしていると思ったけれど、近づいてみたかったのです。

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February 15, 2004

春のたまごサンド


風の強い、春の始まりのような日。
早朝のお弁当にハムエッグサンドと黒糖シナモントーストを作る。
(ぼーっとしていてシナモントーストはちょっと焦がしてしまった。)

今日は一日、来週の関西行きのことを考えていた。
すこし緊張すること、かなり心配なこと、とても楽しみなこと、いろいろ。
土地勘がないのはもどかしい。スケジュール調整にため息・・・。
仕事は真剣に楽しまなくてはね!



感想メッセージを送ってくださった皆さま、
どうもありがとうございました。

何人かの方からドライフィグのコンポートに問合せをいただきました。
レシピというほどのものはなく、好きな砂糖を好きなだけと水で煮るだけです。
わたしはりんごと赤ワイン煮も、色が綺麗なので気に入っています。
よろしかったらお試しを。

みにゅさん、綾さん、パンダちゃん、ミューズリーさん、ひつじさん
皆さま、嬉しいメッセージもありがとうございました。
(全部ご紹介できなくてすみません。)
これからも、美味しい情報交換を楽しめたら良いですね。
どうぞよろしくお願いします。


今日のピックアップ: 今日の一番人気 Ruheplatz

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February 14, 2004

ビスコッティを焼く


アーモンドとチョコレートのビスコッティを焼いた。
いい匂いの中で仕事ができた。

昔、まだビスコッティがどこにも売られていなかった頃
愛読していたVOGUE ENTERTAININGのレシピで作った。

今は、外国の書籍を見なくても、本当にいろいろな
レシピが日本語で手に入る時代になったなーと思う。

ビスコッティはコーヒーやヴィンサントに浸して食べると
美味しいそうだけれど、まだ試したことがない。

ショコラショにクロワッサンやブリオッシュを浸すのもまだ未経験。

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February 13, 2004

チョコレートに浮かれる


チョコレート屋を見つけると
パン屋を見つけた時と同じくらいの確率で
外からちょっと覗いてしまう。

街は美味しそうなチョコレートの誘惑で溢れていて
なんとなく楽しい気持になる。
お菓子に浮かれる世の中は平和でいいなと思う。



いただいている感想メッセージにお返事を。

◇眉間しわ子さん

お気に入りのお店、教えてくださってありがとうございます。
いつかこっそり行ってみたいと思います。

◇しなもんさん

早起きして美味しいクロワッサンを買いに行くのですね。
良い週末を!

◇くるみさん

はじめまして。どうもありがとうございます。
毎日更新は、さほど大変でもないのです。
くるみさんが毎日パンを焼かれるのとたぶん同じです。

◇児玉 珠葉さん

西川シェフのサンドウィッチ、本当に感動でしたね。
メッセージどうもありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

◇雑貨のえざわさん

またどこかでパトリスさんの素敵な噂を耳にしたら
どうぞ教えてくださいね。楽しみに待ちましょう。

◇manmanさん

コムシノワ情報ありがとうございました。
いつ出かけても必ず新しいパンに出会えるとは
わかる気がします。神戸のひとがとても羨ましい。

◇のりのりさん

どうもありがとうございます。
講演はメールマガジンでお知らせすることがあります。
良かったらご購読ください。(無料です。)

いろいろな国の食べ物を大都市で愉しむ。同じ街にいながらちょっと旅行したような気分で、得した気持になりますね。留学のテーマは「食」でしたか?
「チーズとハムだけはさんだバゲットサンド!それだけで十分」、すごくわかりました。
ちょうど講演でもそのような話をしていました。素材そのものが上質であれば調味料の厚化粧は要らないのです。そっけないほどでも贅沢なサンドウィッチだと思います。

皆さま、どうもありがとうございました。

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February 12, 2004

パトリス・ジュリアン「パンの学校」


パトリス・ジュリアンさんの家庭向けのパンの本はちょっと変わっている。

「パン屋の人たちって、どのようにしてバゲットをつくっているんだろうって
長年不思議に思っていた。バゲットは僕にとって家では作れない、
ちょっと魔法じみたパンだったから。」

と言いながら試行錯誤して、ちゃんと作れるものだとわかって、
そしてパン屋さんにまでなってしまった彼のパンの本。

自分自身が楽しみ、誰かにも楽しんでもらう「食」の時間。
bread+something goodの世界がここにもありました。

塩の花とローズマリーのフォカッチャ
中東料理にかかせないピタ
空き缶で作るブリオッシュ
ゆでパン(ベーグルじゃなくて。)
イーストで作るバナナのパン
豆腐や紫蘇やご飯を使った風変わりなパン

そして、あのタルト・・・
白金のC.F.Aで雨の日に食べたカラメル風味のりんごのタルト。
もうあのお店はなくなってしまったけれど。

「人生を楽しくするのに特別なレシピがあるわけじゃない。」

パトリスさんがまたいつの日かその素敵な世界を見せてくれるのを
楽しみに待っていようと思います。

今日のピックアップ: パトリスジュリアンさんのパン店 (2003.8閉店)

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February 11, 2004

カリフォルニア・レーズンサンドイッチ&デリアイデアセミナー


カリフォルニア・レーズン協会が主催するセミナーで最近のカフェやベーカリーのトレンド、人気の魅力などについての講演をしました。続くメインの講習会では、神戸のブランジェリーコムシノワ西川シェフによる、レーズンを使ったパンやサンドウィッチのデモンストレーションがあり、今度は取材側にまわって参加しました。

続々と集まったパン職人やベーカリー関連企業の方が120名ほど、会場を埋め尽くしたのを見て緊張していたら、協会駐日代表のブラッグ氏に笑われてしまいました。

「二列も追加席を用意しなければならなくなったのは初めてですよおめでとう!」
(いえ!それはわたしのおかげでは・・・・・)
とか、
「心配しなくて大丈夫あなたが一番知っているのだから。」
とか、緊張をほぐして下さっているのか、緊張させているのか実は良くわからないのでしたが、やさしいお心遣いをいただきました。
(流暢に受け答えできなかったのは緊張のせいにしておきましょう)

やはりわたしは話すより書くほうが慣れているのです。でも、どちらも同じ緊張感で臨むべきですね。

今日西川さんが作られたサンドウィッチなど13種類を試食しました。
どれもこれも初めての味でした。(こんなに試食をいただいたのも初めて。それは知りたい一心で。)

写真の木の葉のパンは自然のかたちからインスピレーションを受けるという彼の遊び心の入ったパンで、ギネスビールとコーヒー、そしてレーズンの濃縮果汁を使っています。苦味とコク。
これで作ったサンドウィッチは赤ワイン煮の栗とコンサントレ風味のゴボウ、というのと
もうひとつはエリンギと銀杏のソテー、レンコンのグリル、バルサミコレーズン。
こうして書きながらもため息がでてしまいます。

コムシノワの西川シェフ・・・料理を知るアーティスティックなパン職人でした。
この講習会は記事にしようと思います。

来週は大阪です。

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February 10, 2004

これさえあれば。


たくさん作ったドライフィグのコンポートは
アクセントにシナモンを入れたもの。

ワインとりんごと煮た時のほうが色が綺麗だったけれど
それとは違ったやさしい味わいがある。

時間がないと慌ててていたけれど
これを冷蔵庫の明かりを透かして見たら
紅茶でも淹れようという余裕が出てきた。

余裕のない日。
夕食は、これだけはどんな時も必ずいつも美味しくできる
というものにした。
何を作ったかは内緒にしておこう。

今日のピックアップ: 明日は講演。

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February 09, 2004

自分にできること


日々、パンの美味しさを言葉で伝えること
味や姿かたち、その背景やつくり手のことを
言の葉に置き換えていくことをしていて

一生懸命作られたものに向かう時には
その作り手と同じくらい真面目に
見つめたり、触ったり、匂いをかいだり、味わったり
心で対峙していたいと思う。

今日はとても長い一日でした。

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February 08, 2004

出会い


今日はとても素敵なパンに出会って
それは予測通りだったのに
言葉を失ってしまった。



いただいている感想メッセージにお返事を。

◇しなもんさん

また講演を控えていらっしゃるのですね。ふふ、またMay force be with you!です。その言葉が好きな私の英語の先生は今日記の皆さんからのメッセージで話題のイスラエル出身です。今度イスラエル料理を教えていただけるとのことなのでなにか面白い情報があったら報告しますね。

いつもやさしいお心遣いをありがとうございます。嬉しいメッセージ、とても心強く思います。ガンバリマス。
イスラエル料理情報、楽しみにしていますね。

トーストの食べ方ですが、私は縦に半分に切ってそれぞれ違うジャム/ペーストをつけて食べます。MIHOKOさんの4種類のペーストがのっているトーストの写真はおいしそうで『まて』状態のワンちゃん状態!トーストは家でマナーも気にせずにガブリと齧ってあのざくっとした歯ごたえを楽しみたいです。

食いしん坊は2種類以上はなにかつけたくなってしまいますね。少しずついろいろの味を!という欲張りはなぜか男性より女性に多い気がします。4種類はちょっとおふざけが入ってしまいました。(笑)
「不思議なお菓子」そのほか楽しそうな名前のパンと、それからユーハイムでの出会いはいかがでしたか。
美味しい週末となっていることでしょう。

◇眉間しわ子さん

私も好きです、パン屋さんのお菓子。またはお菓子屋さんのパンも。バターのコクが違います。写真のお菓子に似たようなものが、パン・ド・コナやル・ヴァンで売られていますよね。中身ギッチリ、食べ応えあり!とまるでスニッカーズの古いCMのような感じです。イギリスのパウンドケーキのように保存することが前提で、大切に長い期間食べられるように作ったのかな、と思います。今のように冷蔵庫や冷凍庫がない時代から。

わたしは「お菓子屋さんのパン」には「パン屋さんのお菓子」ほど馴染みがないのですが、繊細な美しさがあると思います。
眉間しわ子さんはどちらのお菓子屋さんがお好きですか。
少しずつ愉しむお菓子は大人向きですね。

チーズをいろいろいただくようになってから、ドライフルーツやナッツの楽しみが以前より増えました。
これからもっといろいろ知っていきたい素材です。

◇yukiさん

写真をありがとうございました。so cute!!なビーズ犬ですね。イイナー。わたしは今ストラップナシなのです。

◇かわむらさん

桜のベーグルですって!ZOPFさんには本当にいろいろなパンがありますね。

皆さま、どうもありがとうございました。

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February 07, 2004

老舗和菓子屋のブランデーケーキ


ふわりとブランデーが香るしっとりしたチョコレートケーキを、夜のお茶の時に少しずつ切って愉しむのが最近の日課。

どこかノスタルジックな雰囲気なのは、創業明治5年の老舗和菓子屋の洋菓子だから。

時々わたしたちは食べものの味や形に遊びや刺激を求めてしまうけれど、それは一過性のものなのかもしれない。
ずっとおなじものがそこで親しまれているという安心感。

この和菓子屋さんはシオデさんのご実家。
美味しいからと送っていただいたのです。
シオデさん、アリガトウ。

今日のピックアップ: 大和屋本店

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February 06, 2004

月見と梅の香


今度の講演の出席者数を教えていただいて
緊張してまた気もそぞろになってしまった一日。
そういうときのメールやメルマガや記事は、いつもより時間をかけて書く。
ハイになっているならそれなりの過ごし方があると思う。

ゆっくりコーヒーを淹れてサンドウィッチを作ってゆっくり食べる。
それから夜になったら
白く光る丸い月を見ながら、いい匂いの梅の林の脇を散歩する。
今晩はとても綺麗な月だった。

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February 05, 2004

パン屋さんの「不思議なお菓子」


何ヶ月もウォッカに漬け込まれた10種類のドライフルーツと
ローストしたての3種類のナッツ
これらを繋ぎ合わせるためだけに少量の粉が加えられ
そしてじっくり焼き上げられる、パン屋さんのお菓子
       
不思議な魅力で人を虜にする美味しさから、
ZOPFでは「不思議なお菓子」と名づけたのだそう。

どこかで遭難しそうになっても
これがあったら心強いと思う。

わたしはパン屋さんの作るお菓子が好き。


今日のピックアップ: 不思議なお菓子はこのカフェで

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February 04, 2004

クロワッサンのかたち+メッセージへのお返事


パオの窯の前で、クロワッサンが焼けるのを見ていた。
きちんと成形されて窯に入るのを待つクロワッサン。
やがて工房にいい匂いが立ちこめる。



いただいている感想メッセージにお返事を。

浅川さん

このお店にいったらこのパン、というの、ありますよね。
そう、まさに「だってすきなんだもん♪」です。

◇まめっこさん

初めまして。ありがとうございます。
ファラフェルお作りになるとは素敵。わたしもいつか作ってみたいです。

◇ともみさん

先日、イスラエルに行ってきたんです。ピタパンおいしかったですよ。本当に。ファラフェルも揚げたてで、シュワルマもやわらかくて。テルアビブで今、一番人気のお店にも行ってきました。そこは揚げナスのピタパンのみですが、毎日色々な店でピタパンを食べましたが、ここがやっぱり一番でした。
家族経営のお店で、とにかくここのお兄さんの話がテンポよく、おもしろく、味に加えて人気の秘密みたいです。どうしても日本でも食べたくて、スーパーで買ってきてしまいました。フームスにごまペーストのタヒナ、そして、クノールから出ている、ファラフェルの元。水を加えこねて丸めて揚げるタイプです。後はおいしいピタパンだけ。どこかおいしいピタパンが買えるお店御存じでしたら教えて下さい。


楽しい旅をされたようですね。
美味しい記憶が消えないうちに再現できたら、旅の良い仕上げになると思います。
ピタを、わたしは時々紀ノ国屋で買います。

そういえば、青山の紀ノ国屋、来月末から改装で長いこと閉店するそうです。

◇のりのりさん

私もMIHOKOさんと一緒でトーストは一度ちぎってかじります。今までは無意識にそうしていましたが、あらためて何故か考えてみると、ちぎることによって、手と目で、かじることによって歯でトーストの生地のひき具合を確認しているような気がします。

普段何気なくやっていることでもよく考えると理由があったりするから面白いですね。いろいろな方にトーストの食べ方を教えていただきました。

◇うりーさん

ところで私もイスラエルのサンドイッチに非常に思い出がある者です。9年ほど前にイスラエルに行き、なかなか食事が合わずつらかったのですが、遺跡の近くに出ていた屋台のファラフェルのピタパンサンドイッチがものすごくおいしくてとても元気が出たのを覚えています。
それ以来、日記に書かれていたような中身のサンドイッチを求めているのですが、なかなか出会いません。
東京のどこかで食べれるようならぜひ教えてください。お願いします。


うりーさんもイスラエルに行かれたのですね。遠い外国で口に合う美味しいものに出会えると本当に元気がでることでしょう。
ファラフェルは好きな人が多いようなので、食べられるお店がもっとできたら良いと思うのですが・・・常時メニューにあって美味しい店をわたしはまだ知らずにいます。(日記のお店はごめんなさい。確認が取れてからでないとならないので。)

◇射手座さん

射手座さんもファラフェルの機会を逃していますか。これは情報収集しないとなりませんね。
わたしはサバサンド、そして射手座さんのマイブームの内緒サンドも未体験です。(笑)

◇yukiさん

昨日、BC*アスタリスクでご一緒させていただきましたゆき(@昨日早く帰ったため残業中)です。
実は、BC*アスタリスクもこのサイトから知り、前回と今回参加させていただいたのでした!大好きなパンと、大好きなワイン。それに、どうしてもマリアージュという言葉がわかりたくて試行錯誤中のチーズ。
この3つが揃ってしまうこの企画、とても素敵ですよね。今回は、パンが少し隠れてしまい残念でしたが、少しずついろんな楽しみが発見できれば、と思っています!
もう少しわかってきたら、自分でワインとチーズとパンの会を開くのも楽しそうです。どのワインにしようか、どこのどのパンにしようか、チーズは?といろいろ考えるだけで、わくわくしてきます。


yukiさんはわたしの隣に座られていた方?ワインの愉しみ方をいろいろご存知で、素敵だなーと思っておりました。嬉しいメッセージをありがとうございます。
ワインとチーズのマリアージュ。ふたつの個性が融合してもうひとつの味わいが生まれる瞬間。
パンもあわせて、わたしももっともっと試していきたいと思います。
自分で開くパーティも良いなー・・・。
またどこかでお会いしたらぜひ、お声をかけてください。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、どうもありがとうございました。

★パオは4日(水)はお休みです。

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February 03, 2004

ヴァレンタインのスフレ・オ・ショコラ


昨日の夕方、取材の続きがあったのでZOPFに寄った。
パンはほぼ完売状態でお祭りの後のような雰囲気が漂っていた。
かなり忙しい一日だったようだ。
疲れを通り越しているだろうやすともさん(店長)とりえさんは、
それでもまたあの笑顔で迎えてくれた。

カフェでいただいた季節のメニュー、温かくとろけるスフレ・オ・ショコラ。
こんな繊細なデザートを作ることができるパン職人はそういないと思う。
新しい一面を知った気がした。

ショコラに添えた金柑は、(りえさんの)パンダ屋製。
わたしはこれがとても好きだ。

それにしてもここ数日、感動してばかりだ・・・。

作品には人柄が反映する。
まやかしのきかない世界で、日々淡々と
良い仕事をしようとつとめる職人の姿に見入ってしまう。


今日のピックアップ: Ruheplatz ZOPF

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February 02, 2004

パン屋さんができました!


昨年12月に着工した新松戸の自家製天然酵母パン工房 パオの新しい店舗が無事竣工し、今日はプレオープンの小さなパーティがありました。

建築を手がけたパン屋さんの新店舗がOPENする直前はいつも本当にワクワクします。
店の前を通る人が何ができるのかな?と覗き、パン屋さんだとわかると嬉しそうな顔をするのも、テストベーキングでどんどん焼けていくパン達も、職人さんの緊張感のある(けれど楽しそうな)顔も、片隅で嬉しく見守ってしまいます。

今度の建物は大きな窓が窯の横にあるので、パンを焼く姿がよく見えます。
パオの林さんは照れていらしたけれど、この姿はとても格好いい。

通行人はその大きな窓からいろいろな表情で覗くのだそうです。中には楽しくなさそうな暗い表情のひとも。(そういうときは目が合ったら困りますね。)
でも、と思います。今日からこの街の通行人にはしあわせな表情の割合が少し増えるはず。
美味しいパン屋さんができたのですから。

林さんご夫妻を囲んで多くの人が集い、楽しいパーティになりました。

今日美味しかったパンと料理。
フェルミエのチーズの盛り合わせ。特にヴァシュラン・モンドール(とろとろにクリーミーなウォッシュチーズ)、これにパオのカンパーニュや胚芽入りのクロワッサンをあわせていただきました。カシューナッツ入りニンジンのサラダも美味しかった!

また記事で詳しく書きます。

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February 01, 2004

ショウガのチャバタと十穀のパンのことなど


昨晩遅くに帰り、おかずを作って気がついたら
故意にでなく、ごはんを炊くのを忘れていた。
ユーハイムのパンがあってよかった。

ごはんの好きな志賀さんが、ごはんを意識して創ったパンたちは
水分量が多く、それは普通のパン屋さんの常識を超えるという。
そのみずみずしさのおかげか、すっと和食に馴染んでしまった。
昨晩ごはんの代わりに切ったのはバゲット、ツェンゲトライデブロート(10穀)、チャバタ。

10穀のパンは、新作で黒豆、大豆、青豆、茶豆、丸麦、はと麦、もちきび、もちあわ、ひえ、蕎麦入り。

丸の内テラスの食事のために作られたチャバタはショウガの蜂蜜煮入り。粋なのはほとんどその姿がないこと。
その芳香は半透明の生地の気泡の中から、素敵な存在感を主張する。
今ブームともなっているショウガをアルトファゴス時代には既に取り入れていたことや、素材に施された丁寧な仕事について聞いたわたしは、ますますこのパンに魅せられてしまった。

ひとを感動させるパンはそうやってできていくわけなのですね。

今日はたくさんの資料や取材メモを読んで朝からキーボードを打ち続けた日。
もう1月も終り。来月は東京と大阪で講演の予定があるので、時々空を見上げて気もそぞろになってしまう。

今日のピックアップ: イタリアワインとチーズのレポート、UPしました。

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